カードローン申し込みの流れ
カードローンの仕組みについて
1カードローンってなに?
日々生活していく上で、ちょっとした支出が必要になりお金が必要になった経験はありませんか?
例えば、友人や家族の結婚式・親戚のお葬式・友人の出産祝い・学費の捻出・知り合いのお誕生日など、けっして大金ではないにしても想定外の出費は財布にいたいものです。
カードローンは、こうした「ちょっとした支出」「生活費にプラスα必要な資金」といった小口の借入を金融機関が提供しています。
2キャッシングやショッピングローンとどう違うの?
カードローンの他に金融機関からお金を借り入れる方法として、キャッシングやショッピングローンが挙げられます。
キャッシングは、通常、クレジットカードに付帯しているお借入サービスであり、クレジットカードで商品を購入するのではなく、お金を借り入れることができます。
カードローンとの大きな違いは返済方法にあり、キャッシングは翌日一括払いであるのに対して、カードローンは借り入れた資金を分割して返済することができます。
ショッピングローンは、自動車・テレビ・冷蔵庫・パソコンといった商品一つひとつに対して分割払いのローンを組むことであり、借り入れの目的が一つに限定されます。
カードローンは、資金の使用用途を問わず借り入れできる違いがあります。
特徴 | |
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カードローン | 借り入れした資金は分割払いで返済可能。用途が限定されない。 |
キャッシング | クレジットカードで借入可能。翌月一括で返済。 |
ショッピングローン | 商品一つひとつにローンを組む。借入資金の使用用途が限定される。 |
3カードローンの計算
カードローンでお金を借りる際に、必ず念頭に置いておかなければならないのが 「計画的に返済すること」にあります。
お金を借りる前に、「毎月いくら返済するのか」「金利はいくらになるのか」「無理なく返済できるか」といった項目をしっかりチェックする必要があります。
まずは、借入金額・返済期間・金利の3点を確認しましょう。
例えば、10万円を金利5%で1年間の返済計画で借り入れした場合、下記の計算式となります。
10万円×1.05(金利)÷12ヶ月(1年間)=8,750円:毎月の返済額
期間が長ければ長いほど毎月の返済額は少なくなっていきますが、金利は加算されていくため返済総額が大きくなることを知っておきましょう。
どんな流れ?
1どこで申し込む?
カードローンの申し込みは、街の無人契約機かインターネット上のWEB申込が人気となっています。
銀行系金融機関の場合、銀行の各支店において窓口で申し込むことも可能です。
無人契約機・WEB申込・窓口申込いずれにしても審査基準や条件は同等ですのでご自身が利用しやすい方法を選びましょう。
ただし、WEB申込については各社インターネットを利用した貸し出し方法を積極的に導入しているため、他の方法より有利な条件の商品をキャンペーンとして提供していることもあります。
2審査にどのぐらい時間かかる?
カードローンの審査は、基本的に「即日審査」を謳っており、スピード審査によって最短30分前後で結果を伝えるところも多いです。
銀行系のカードローンであっても、ほとんどが子会社・関連会社に消費者金融系企業を抱えているためスピード審査のノウハウを導入しているところが多いです。
クレジットカードの発行などに比べて、早く審査結果が通知されるメリットが大きいでしょう。
3即日入金?
消費者金融系や信販系といったノンバンクの金融機関を中心に、即日入金(即日融資)を行っているところも多いです。
急な物入りがあってどうしても即日中に資金を用意しなければならない場合でも、カードローンなら即日審査・即日入金ですぐに現金を用意することも可能です。
WEB申込でもお近くの無人契約機でカード受け取りや資金借り入れも可能となっています。
小口の融資なら収入証明書が無くても貸し出し可能な商品も存在しています。
必要書類を忘れずに!
カードローンは金融機関とお金の借り入れ契約を行うため、本人確認書類をはじめ必要書類が求められます。
1. 本人確認書類 |
運転免許証 健康保険証 住民基本台帳カード 在留カード、外国人登録証明証、特別永住者証明書 パスポート |
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2. 収入証明書類 |
源泉徴収票 住民税決定通知書 確定申告書 所得証明書 給与明細書 |
本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なる場合は、公共料金の領収書や住民票の写し、印鑑証明書といった補助書類も必要とされています。
50万円以下など、借り入れる金額によっては収入証明書類が不要な場合もあるため、各種商品についてホームページなどで確認してみることをおすすめします。
選び方のポイント
1利息ゼロキャンペーンを活用!
カードローン初めての方を対象に、「0%金利キャンペーン」「無利息キャンペーン」の商品を提供している金融機関は多くあります。
金利がゼロであるということは、借り入れた金額と同額を返済すればいいので、非常に有利な条件でお金を借りることができます。
返済条件が付されているものがほとんどであり、「30日以内返済で金利ゼロ」や「5万円までの借り入れなら180日まで無金利」といった商品になっています。
小口借り入れや短期返済にはおすすめの商品と言えます。
2所得証明書類が不要
通常、カードローンの申込時には源泉徴収票や2ヶ月分の給与明細といった所得証明書類が必要とされています。
いざ資金が必要になってカードローンを申し込みしようとした際に、手元にこうした所得証明書類が無いことが多々あります。
お勤め先の会社に書類を集めてもらうのにも通常は数日かかることとなります。
借入金額や商品によっては、所得証明書類が不要のものもあります。
資金をすぐに借りたくても手元に所得証明書類が無い場合は、こうしたカードローン商品を検討してみることをおすすめします。
3無人契約機やATMが近くにある
意外と重要であるポイントとして、お金を借りることや返済するための場所である無人契約機やATMがお近くにあるかどうかです。
有利な条件の金融機関を見つけたのは良いけれど、お金を借りたり返済するために交通費や時間を浪費しては意味がありません。
家やお勤め先の近くに無人契約機やATMがある金融機関で契約することをおすすめします。
利便性の高さも考慮した上で、カードローンを申し込んでいきましょう。