キャッシングの審査基準と必要書類
キャッシングの審査って?
キャッシングを利用してお金を借り入れる場合、クレジットカードに付帯している機能や銀行のキャッシュカードに付帯している機能としてのキャッシングが主流となっています。
クレジットカードを新規申込する際や銀行等の金融機関で新たに口座を開設する際に、付帯機能としてキャッシングを付けるかどうか決めることができます。
キャッシング機能を申し込んでも必ず付けることができるわけではなく、金融機関所定の審査に通ることで、一定の限度額の枠内で借り入れすることが出来るようになります。
他のローンや借り入れと同様、申込者の年齢・職業・年収・勤務先・勤務形態・勤続年数・持ち家の有無・居住年数・家族構成・他社ローンの残額といった項目によって審査の合否や限度額が決定されます。
クレジットカード本体や銀行口座開設の可否とは別に審査が行われるため、クレジットカードの発行や銀行口座の開設は可能であっても、キャッシングの限度額設定は別途設けられることとなります。
審査項目 | |||||||
年齢 | 職業 | 年収 | 勤務先 | 勤務形態・年数 | 持ち家・年数 | 家族構成 | 他社ローン |
必要書類は?
キャッシングを申し込む際は、クレジットカード発行手続きや銀行口座開設手続きと同時に行うこととなるため、これらの申し込みのための必要書類である身分証明書などを持参しなければなりません。
主に、運転免許証・健康保険証・住民基本台帳カード・パスポートといった身分証明書の他にも、在留カード・外国人登録証明書や特別永住者証明書も可能とされています。
もし、身分証明書に記載されている住所が現住所と異なる場合には、補助書類として、納税証明書・社会保険料の領収書または請求書・公共料金の領収書または請求書・住民票の写しといったものも必要書類とされています。
また、キャッシングの上限金額によっては、源泉徴収票・確定申告書・直近2ヶ月分の給与明細書といった収入証明書類も必要となる場合があります。
身分証明書 | 運転免許証・健康保険証・住基カード・パスポート・在留カードなど |
補助書類 | 住民票の写し・公共料金の領収書または請求書など |
収入証明書類 | 源泉徴収票・確定申告書・直近2ヶ月分の給与明細書など |
審査を通過するためには?
キャッシングの審査は、クレジットカードの与信審査やカードローンの審査と同様、申込者の信用力を元に実施されます。
基本的に、定職についており、勤務歴が1年以上ある場合で過去に借金の踏み倒しや返済の遅延がなければ問題なく通るとされています。
しかし、アルバイトやパートの仕事であったり、最近転職したばかりの方の場合、審査に通過することが困難なケースもあります。
年収の金額よりも、こうした信用力に重点が置かれた審査が行われています。
一度審査に落ちてしまった方でも、数ヶ月や1年後に再度申し込みを行って無事に通過した例は非常に多くあります。
こうしたポイントを理解した上で、キャッシングの申し込みを行っていきましょう。