簡単シミュレーション
計画的な返済を
お金を借りる前に必ず考えておかなければならないポイントとして、「返済のこと」が挙げられます。
「借りたお金は返す」というのは当たり前の常識ですが、どうしてもお金が必要となった際に返済のことまで頭が回らないことはよくあることです。
「ご利用は計画的に」といったフレーズで金融機関各社、融資を受ける方に注意を促してはいますが、まずはお金を借りるという自覚を持った上で、期日までに返済することが可能かどうか判断した上で借り入れの申し込みをしましょう。
返済計画を立てる上で気をつけるポイントとして、①いくら借りるのか、②いつが返済期限なのか、③いくら返済するのか、こうした条件を元に計画していきましょう。
金利計算
キャッシングを利用する場合、返済しなければならないお金には金利が上乗せされます。
金利は、金融機関に支払う手数料のような存在であるため、借りたお金に上乗せして返済します。
借りたお金 + 金利 = 返済するお金
金利は、借りたお金の額に応じて金額が変わっており、パーセンテージで表示されます。
借りたお金が高額になれば、金利の額も高額になる計算式となっています。
また、金利は年率で表示されるため、返済までの期間が長いほど、金利の負担額は高くなります。
キャッシングに関しては、基本的に翌月一括返済であるため、利用した日にちから返済期日まで日割計算で算出されます。
計算する際には、期間よりも金利の利率に注意した上で返済計画を算出しましょう。
シミュレーション
ここでは、実際にキャッシングを利用した場合の返済シミュレーションを行っていきます。
50万円を年率18%のキャッシング商品を利用した場合、翌月返済しなければならない金額はいくらになるのでしょうか。
借入に上乗せされる金利の計算は日割計算となるため、以下の計算式で算出可能です。
借りた金額50万円 × 年率18% × 30日/365日 = 7,397円
返済しなければならない金額は、元金50万円と金利部分7,397円を合わせた507,397円を翌月返済する必要があります。
このように、融資を受ける前段階で「いつ」「いくら」返済しなければならないのかシミュレーションしておくことが計画的な返済へ繋がります。
無理なく返済できるよう事前に確認した上で利用していきましょう。
キャッシングは非常に便利なサービスなので、正しい知識を持って恐れずに利用していくことをおすすめします。