認印に用いられる水晶とは?
水晶の認印は、開運アイテムとしてとても人気があり、人生の節目に作る人も多いようです。
なぜなら水晶は、パワーストーンとしてお守り代わりに使われることがあり、多くの人に馴染みのある素材だからです。
もちろん他にも様々な使い道があります。
水晶は代表的な圧電体であり、圧力が加わると電気が発生するため、初期のレコードプレーヤーのピックアップに使われていました。
また、水晶の圧電性はその特性から水晶発振器として最も活用されており、時計が「クォーツ(水晶の英名)」と呼ばれることがあるのは、水晶発振器を利用した時計が最も多いことに由来しています。
この原理を利用して、近年では水晶微量天秤と呼ばれる微量質量を正確に測定するための装置の研究が行われています。
このように、水晶は私たちの身近な場所でも利用されているのですね。
水晶の認印のメリット・デメリット
水晶の認印メリットは、カラーバリエーションが豊富な点が挙げられます。
水晶に不純物が混じり放射線による結晶格子欠陥が起こって色のついたものを色つき水晶といい、そのバリエーションはかなり豊富であり、色によって呼称が異なります。
紫水晶の呼称であるアメジスト、紅水晶の呼称であるローズクオーツなどは有名なので聞いたことのある方も多いでしょう。
パワーストーンとしても色の違うものはそれぞれ意味が異なるので、水晶の認印をパワーストーン代わりとして持ちたい場合は自分の目的に合わせて選ぶといいでしょう。
また、水晶の認印のデメリットは、ひっかくことによるできる傷には強い反面、打撃に弱く落とすと割れてしまう点が挙げられます。
これは天然石製の印材全般に言えることではありますが、やはり長く使うものなので扱いには十分に注意して大事に使っていきたいですね。
水晶の認印はどこで手に入れるの?選び方は?
水晶の認印は、その見た目の美しさと、パワーストーンの人気の上昇から近年人気が高まってきています。
そのため、天然石の印鑑を扱っているお店なら取り扱っていることが多いようです。
また、誕生石として親しまれている性格もあることから、そういった意味合いで水晶の認印を作る方も多いようなので、ネットショップでもよく見かけるようになりました。
色とりどりの水晶の美しさは、見ているだけでも楽しめますね。
値段は1個1万円からと、比較的手に入りやすい価格であると言えますが、産地により希少価値が高いものがあり、その分お値段も高くなるので、自分の好みの見た目のものと予算を考慮した上で選ぶと
良いでしょう。
また、色付きのものは人気も高いので、通常の白水晶の1.5倍くらいの価格で販売されていることが多いようです。