オランダ水牛(牛角)は、リーズナブルな値段でありながら高い耐久性と捺印性があるため実印・銀行印・認印すべての印鑑におすすめの素材です。
このページでは、オランダ水牛の特徴とメリット・デメリットについて詳しくご紹介し、オランダ水牛の認印を購入するおすすめの印鑑通販ショップをご紹介します。
認印に用いられるオランダ水牛とは?
オランダ水牛は白水牛の一種で、黒水牛と並んでポピュラーな印材です。
印材の王様と呼ばれる象牙と同じ角牙素材の仲間で、牛の角部分を印鑑にします。
主な成分は黒水牛と同じくたんぱく質となっていますが、白水牛は水牛の中でも特に粘り気があるため硬度が高いのが特長になります。
中でもオーストラリア産やアフリカ産はとりわけ耐久性が高いとされ優れた印鑑として知られています。
また、実はオランダ水牛はオランダ原産ではない事を知って驚く方も多いでしょう。
名前の由来は、この素材の集積地がオランダにあり、世界中に輸出をしていたためにそう呼ばれるようになったそうです。
オランダ水牛で認印を作成するメリット・デメリット
オランダ水牛はカフェラテのような乳白色でありながら透明感があり、見た目がとても美しいことから、特に女性に人気の認印となります。
黒水牛と同じく粘度・高度が高いために耐久性もあり、価格とのバランスに優れた印鑑です。
しかし、主な成分がたんぱく質ですから乾燥に弱く、管理方法が悪ければ場合によってはひび割れを起こすこともあります。
そのような事態を避けるためにも、使用後は必ず朱肉を綺麗に拭き取り、保管用の印鑑ケースに収納するなどして乾燥を防ぐのがよいでしょう。
また、オランダ水牛の印鑑には「芯持ち」と呼ばれる、より丈夫な部分もありますので、芯持ちのオランダ水牛を選ぶのもオススメです。
少しお値段は上がりますが、より耐久性がアップするので安心して長く使用することが出来ます。
オランダ水牛の認印はどこで購入できるの?選び方は?
オランダ水牛の高級な印鑑は、黒水牛と同様に「芯持ち」「斑入り」によってランクわけされ、価格にも大きな差が出てくるのが特徴となります。
しかし、黒水牛の印鑑の平均的な価格は4,000円前後のところ、オランダ水牛の印鑑は7,000円台になることも多いので、水牛の中では高級品です。
なぜ黒水牛よりも値段が高いかというと、オランダ水牛の角は黒水牛よりも小さく、採取量が少ないため希少性が高いため。
オランダ水牛は色に個体差があり、白色が強いものからブラウンがかっているもの、あるいは、マーブル模様が入っているものなど、自然な美しさが魅力ですので、見た目にこだわりたい方にはおすすめの素材です。
自分好みの色を探して、オリジナルの認印を作ることができるのもオランダ水牛の魅力といえます。