運勢アップや開運におすすめの宝石印材と選び方

実印や銀行印、認印などの印鑑を作るときには素材を決める必要がありますが、いざ店舗や印鑑通販サイトを見ると素材の種類の多さに驚きます。

昔から象牙や黒水牛、柘（つげ）など定番の素材が使われてきた印鑑。しかし、今では合成樹脂や天然石・パワーストーン、金属素材のチタンなど、様々な特徴を持つ素材の中から自分の好きな印材で印鑑を作るのが人気です。

ここではパワーストーンを使った印鑑の中でも耐久性や値段などの面からおすすめの素材を5つご紹介いたします。

パワーストーンを使った印鑑の特徴

パワーストーンは魔除けや願いを叶える力があるとして古くから大事にされてきた天然石を指します。

明確にどの石がパワーストーンであるかは定義されていませんが、水晶やダイヤモンドといった特別な天然石全般がパワーストーンとされています。

ただしパワーストーン自体に願いを叶える力があるわけではありません。

パワーストーンは持つ人の願いに応えて、内に秘める潜在能力を呼び起こす手助けをしてくれる存在なのです。

例えば実印を押すのは不動産や車、保険など人生に影響する大きな決断のときですよね。

銀行印であれば新しい口座を開設するときに使います。

いずれも「この家で幸せを築きたい」「たくさんお金を稼ぎたい」と、その先には目標が見えているはずです。

パワーストーンはそんなあなたの願いに共鳴して、更なる開運へと導く力を持っています。

パワーストーン印鑑は宝石印鑑とも呼ばれ、見た目にも華やかで高級感があります。

天然石なので全く同じ色柄のものは1つとして無く、まさに自分だけの印鑑となり愛着も一入です。

木材や金属系の素材と比べて種類も圧倒的に豊富なので、自分用はもちろん成人や結婚の際のプレゼントとしてもおすすめです。

パワーストーンは摩耗に強い耐久力のある素材

パワーストーンは硬度が大変高く摩耗にも強いなど、長く使い続ける印鑑との相性は良いと言えます。

ただし衝撃には少し弱いため、高いところからの落下などには十分な注意が必要です。

パワーストーン印鑑の加工は主に「サンドブラスト」という技法が用いられており、小さな粒子を空気圧で打ち付けることで彫刻していきます。

機械彫りと聞くと少し冷たい印象を持ちがちですが、印影のデザインは経験を積んだ職人の方が行うため手彫りのような味わい深さがきちんと表現されています。

手作りの温かさを残しつつ、現代の技術で美しく演出されたパワーストーン印鑑。

実印や銀行印など、使う目的と予算に合わせてぴったりのものを選んでみてくださいね。

おすすめパワーストーン素材5選

今回は女性からの人気が高いローズクォーツや金運アップのタイガーアイなど特徴や作り方の異なる5つのパワーストーン素材をご紹介いたします。

各素材の最後には今回ご紹介する5つの素材を比べたときの耐久性や価格相場も記載していますのでご参考いただければ幸いです。

ローズクォーツ

ローズクォーツは和名を「紅水晶」、別名を「紅石英」や「バラ石英」と言う淡いピンク色をした水晶の一種です。

ギリシャ神話に登場する愛と美の女神「アフロディーテ」をご存知でしょうか。

ローマ神話では「ウェヌス」と呼ばれており、こちらを英語に直すと「ヴィーナス」になります。

ヴィーナスなら聞いたことがある、という方も多いかもしれません。

アフロディーテが歩いた後にはバラの花が咲き誇り、そのバラの花が結晶化したものがローズクォーツだと言われています。

このことからローズクォーツは愛や美しさの象徴として恋愛運アップのパワーストーンに使われるようになりました。

心の傷を癒したり優しさを持てたりといったヒーリング効果があるとされ、過去の恋愛でできた傷を癒して次のご縁に導いてくれる石でもあります。

この効果は恋愛に限らず、友人やビジネスなど多くの場面で良好な人間関係が築けるようにサポートしてくれます。

色合いが美しく、大人の女性としての魅力をアップさせてくれるローズクォーツはプレゼントにもおすすめ。

大切な記念日などの贈り物に選べば素敵な思い出になるのではないでしょうか。

そんなローズクォーツは硬度が10段階の中で7と高く、なんと鉄よりも硬いのです。

実印や銀行印は一生の内で何回も作るものではありませんので、長く使い続けることを考えて耐久性に優れた印材を選ぶことをおすすめします。

またローズクォーツには天然のものと人工のものがあり、天然のものの方が希少で値段も高く設定されています。

お店や通販サイトによってはどちらのローズクォーツであるかを明記していない場合があるので、こだわりたい方は購入する前に問い合わせると良いでしょう。

ラピスラズリ

ラピスラズリは世界で初めて「パワーストーン」という言葉が使われるようになった石です。

ツタンカーメンのマスクに使われていたりダイアナ妃を虜にしたりと、古くから聖なる石として大切に扱われてきました。

ラピスラズリは「瑠璃」（るり）という和名を持ち、深い青色と金色の模様が美しい希少な宝石です。

その宇宙をイメージさせる色調は神秘的で高級感があり、男女ともに高い人気を誇っています。

またラピスラズリには様々なヒーリング効果があると言われ、中でも大きなパワーを持つのが「幸運・強運を招く力」です。

洞察力や決断力といった能力を向上させることで向き合うべき課題を浮き彫りにし、その課題を自らの力で解決することで人間的に成長できるよう導いてくれます。

更に精神的・肉体的な調和を促し、邪気を払ってくれるパワーも持っています。

このことから大きな決断が必要な場面で利用する実印の素材として使われ始め、現在では非常に人気の高いパワーストーン印鑑となりました。

ただしラピスラズリには急激な気温の変化と変色に弱いというデメリットもあります。

日光や流水に長時間あたっていると色が変わってしまい、1番の特徴である美しい色合いが失われてしまいます。

ラピスラズリの印鑑はきちんとケースに入れ、気温の変化が少ない場所で保管すると良いでしょう。

タイガーアイ

タイガーアイは別名「虎目石」（とらめいし）と呼ばれており、茶色ベースの中に金色の筋が入った縞のような模様が特徴的な鉱物です。

光の加減によっては金色の筋が一層輝き、まるで虎の目のようであることからその名が付けられました。

美しさの中に力強さを感じるデザインが魅力で、経営者などの男性から特に人気を集めています。

タイガーアイは「全てを見通す目」として崇められ、古くから神々の像の目やお守りに使われていました。

現代では金運や仕事運を高めたり洞察力や行動力を与えてくれたりすると言われており、ビジネスシーンでの人気が高まっています。

これから新しい事業を起こそうとしている方や、大きな商談を控えている方などにおすすめです。

精神を落ち着かせる効果もあるので、何らかの迷いを抱えている方も身に着けてみてはいかがでしょうか。

タイガーアイは印鑑として十分な硬度がありますが、落下などの衝撃にはやや弱い面があるので注意。

布で包むなどしてからケースの中で保管しておくことをおすすめします。

翡翠（ひすい）

翡翠（ジェイド）は美しい緑色が特徴的な鉱物で、成分によって「ジェダイト（硬玉）」または「ネフライト（軟玉）」の2種類に分けられています。

この2つは見た目こそ似ているものの作りが全く異なり、日本で「翡翠」と呼ばれるものは基本的にジェダイトの方です。

ネフライトはパワーストーンとしての流通は多いですが、宝石としての価値は無いとされ比較的安価で手に入ります。

また同様に「インド翡翠」（アベンチュリン）と呼ばれる石を使った印鑑も販売されていますがこちらも本来の翡翠とは全く別物ですので注意。

本物の翡翠で印鑑を作りたいという場合は、ジェダイトと明記されているものを選びましょう。

パワーストーンとして翡翠を使いたい場合はネフライトやインド翡翠の印鑑でも問題ありません。

ジェダイトは人生の成功を守る石として古くから世界中の民族に崇められており、忍耐力や精神力を高めることで繁栄へと導いてくれます。

平和や長寿・徳を呼び込むとされ、これから転職をする方や悩みを抱えている方におすすめ。

ちなみにインド翡翠には癒しやストレス解消などの効果があると言われています。

翡翠の硬度は7と高く、構造が繊維状になっているため非常に割れにくく耐久性にも優れています。

ただし表面には傷が付きやすいので、ケースに入れてきちんと管理しましょう。

クリスタル

クリスタルは別名「水晶」と呼ばれる無色透明の鉱物です。

1つ目でご紹介した「ローズクォーツ」や、「アメジスト」・「シトリン」なども同じく水晶の仲間です。

基本的には色合いによって名前が異なり、水晶の中でも透明度が高いものをクリスタルと呼んでいます。

クリスタルには様々な運勢を総合的に高めてくれる効果があり、万能のパワーストーンと言われています。

また他の石を浄化する役目を持つため、印鑑ごとに別のパワーストーンを選んだ場合でもバランスが崩れること無く全ての力を向上させてくれるのです。

透き通る輝きが美しく、開運効果も抜群であることから特に女性に人気の高い印材となっています。

女性へ印鑑をプレゼントする予定がある方はローズクォーツかクリスタルがおすすめ。

ただしこちらも耐久性はあるものの衝撃には弱いという特徴があります。

高いところから落としてしまうようなことがないよう注意しましょう。

誕生石・星座石を使った印鑑も

どの印材を選べば良いか迷ったときは、誕生石や星座石から決めるというのも1つの方法です。

誕生石を身に着けると幸運が訪れると言われているので開運効果も期待できます。

誕生石の一覧をご紹介いたしますので、印材選びの参考にしてみてくださいね。

星座石の一覧もご紹介いたします。

星座石を持つと運気が高まり、精神力・肉体的にバランスがとれると言われています。

ヨーロッパなど海外では誕生石よりも星座石の方が主流のようです。

自分とかかわりのあるパワーストーンを持てばより愛着もわくのではないでしょうか。

おすすめ通販サイト

ここまで紹介した5つの印材を取り扱っている通販サイトをいくつかご紹介いたします。

実印・銀行印・認印をセットで購入すると割引になることも多いので、ぜひこの機会に印鑑を揃えてみてはいかがでしょうか。

はんこプレミアム

天然のローズクォーツも扱いがあり、セット購入で25～30％の割引とお得に手に入れることができます。

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ハンコヤドットコム

誕生石をアタリに付けることができるので、ワンポイントでパワーストーンを使いたい方におすすめ。

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平安堂

20種類以上のパワーストーン印鑑があり、ジェダイトの翡翠も取り扱っています。

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おすすめのパワーストーン印材まとめ

様々なヒーリング効果を持つパワーストーン印鑑を5つご紹介いたしました。

印鑑としてのみだけでなく、自分の力を引き出してくれるお守りとしてもおすすめです。

宝石としての価値が高いものが多く、木材などと比べるとどうしても値段が高くなってしまいますが、印鑑は一生ものの買い物なのでぜひ納得のできるものを選んでくださいね。