【医学部受験のセンター対策】押さえておきたい学習ポイントを解説!

医学科の試験対策

green 医学部受験のセンター対策

基礎を中心に応用問題も出題

医学部受験のセンター対策

医学部受験生のみならず、大学受験を目指している学生の多くがセンター試験を一次試験として受験することとなります。

センター試験は、毎年1月中旬に2日間かけて実施される試験であり、すべての試験内容がマークシート方式で行われています。

すべての受験生が共通の問題を解くため、基礎的な内容から応用問題まで幅広く出題される点に特徴があります。

大学や学部ごとによって、指定されている科目が異なっているため、受験生は志望校が指定する科目を選択して受験しなければなりません。

日程 時間割 科目 教科
1日目 ・2科目選択
9:30〜11:40
・1科目選択
10:40〜11:40
地理歴史
公民
世界史A、世界史B
日本史A、日本史B
地理A、地理B
現代社会、倫理
政治経済、倫理・政治経済
13:00〜14:20 国語 国語
・筆記
15:10〜16:30
・リスニング
17:10〜18:10
外国語 英語
ドイツ語
フランス語
中国語
韓国語
2日目 9:30〜10:30 理科1 物理基礎
化学基礎
生物基礎
地学基礎
11:20〜12:20 数学1 数学Ⅰ
数学Ⅰ数学A
13:40〜14:40 数学2 数学Ⅱ
数学Ⅱ数学B
簿記会計
情報関係基礎
・2科目選択
15:30〜17:40
・1科目選択
16:40〜17:40
理科2 物理
化学
生物
地学

医学部のセンター試験

以前行われていた「共通一次」とは異なり、国公立大学のみならず多くの私立大学でも選抜方式としてセンター試験の受験を課しており、医学部受験においてもセンター対策は非常に重要な位置付けとされています。

国公立大学の入試では、いずれの学部・大学でも原則としてセンター試験の結果と個別学力審査である大学ごとの二次試験結果を総合して合否が判定されます。

国公立大学のほとんどが、センター試験で5教科7科目以上の受験を課しているため、医学部だからと言って文系科目で得点出来なければ合格は難しいものとされています。

これに対して、私立大学の場合は、センター試験で2教科もしくは3教科の受験を課しているところが多く、理数系科目と英語の受験が中心とされているため教科を絞ってセンター対策を行うことが可能です。

センター試験はミスが命取り

国公立大学の医学部へ進学を志望している方にとって、国語・地理歴史・公民といった文系科目の対策は必須となります。

理数系とは異なり、ある程度の暗記によってカバーすることができる科目であるため、短期間でも学力を大きく伸ばすことは可能です。

出題される問題は基礎的な内容が中心であるため、合格に必要な点数をミスなく稼いでいくことができれば問題無いでしょう。

私立大学の医学部へ進学を希望している方の場合、学習科目は最小限に絞ることが出来るため基本的には二次試験対策を中心に、センター試験では取りこぼしの無いように得点を重ねていきましょう。

センター試験は、医学部志望者以外の生徒も多く受験するため、普段医学部予備校などで難問を多く解いている方にはそれほど難しい内容ではありませんが、基礎固めとミスの無い慎重さやマークシート特有のマークミスといったポイントに注意が必要です。

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