医学部受験の化学対策
化学は計算と暗記の両輪が必要
医学部合格を狙う方にとって、センター試験では各科目とも9割以上の得点を確実に重ねていく必要があります。
理系科目の中でも、化学は学習の中で覚えなければならない事項が非常に多い科目であるため、人によって得意・不得意の差が大きく生じてしまいます。
計算問題が重視される物理や暗記量が物を言う生物のように、化学にも特徴があり、知識量と計算問題が両方とも必要とされています。
知識の暗記のみならず計算に関してもスピードと正確性の高さが求められる試験となっているため、どちらかに偏ることなく横断的に学んでいく姿勢が重要となります。
化学対策としては、授業を受ける際やテキストを読む際といったインプット段階において、計算式を頭に入れるためのイメージ・想像力が重要とされています。
問題文を読み取る際に、化学式のイメージを思い浮かべることができれば、正確に出題意図を理解することができます。
インプットから意識を!
医学部受験の化学対策としては、まず、化学に関する基礎知識として周期表をはじめとする暗記が必要とされています。
語呂合わせといった暗記のテクニックを駆使して知識を習得すれば、センター試験における知識を問う問題は難なく解答することが可能です。
しかし、二次試験においては、基礎知識・計算能力の他にも化学的推理力や思考力を問う出題がなされるため、単純な暗記知識のみでは初見の問題に面食らってしまい、高得点をたたき出すことが難しくなります。
インプットでは常に背後にある理論や概念を意識しながら、問題を解く際にはイメージを浮かべて解答していく癖を身につけましょう。
基礎部分を徹底理解!
医学部受験における化学は、理論分野・無機分野・有機分野の3つが中心的に問われる内容となっており、理論分野では思考力や計算力といった日々の学習の積み重ねが重要であり、無機分野や有機分野は暗記量によって差がつく内容となっています。
センター試験・二次試験ともに共通する項目として、化学基礎や化学の理論分野が基礎部分から理解出来ているかによって知識の定着が変わってきます。
思考力や暗記に関しては、スポットで覚えるというよりも体系づけながら整理して覚えることで、枝葉の部分の肉付けや実践問題への対応を行うことが出来ます。
単発的な暗記の繰り返しでは、センター試験を突破できる学力は身につけても、二次試験で問われる問題に対応することが出来なくなるおそれがあります。
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