医学部受験の数学対策
必須科目かつ重要科目!
医学部進学を希望している生徒にとって、数学は避けては通れない必須の科目と位置付けられています。
理数系学科の中でも最高峰の存在である大学医学部は数学において、出題される問題の難易度・評価基準・受験生のレベル、どれをとっても非常に高いものとなっています。
医学部受験のセンター試験においても、数学教科は、「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」のいずれかを選択した上で、「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「工業教理基礎」「簿記会計」「情報関係基礎」のいずれかを選択する2科目制となっています。
1科目 | 数学Ⅰ | 数学Ⅰ・数学A | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
2科目 | 数学Ⅱ | 数学Ⅱ・数学B | 工業教理基礎 | 簿記会計 | 情報関係基礎 |
基礎固めと応用力
数学対策は、教科書を中心とした基礎固めからスタートします。
世の中にはさまざまなテキストや問題集が非常に多く出回っていますが、教科の基礎となるのは学校の授業で用いる教科書です。
数学は勉強を重ねるにつれて応用力・実践力が問われる試験内容となりますが、その中心となるのは基礎の考え方を理解した上で計算スピードが早くある必要があります。
教科書の内容をマスターした上で、医学部入試でも出題されるような応用力が問われる問題を解いていくことにしましょう。
センター試験の数学は、基礎を中心とした幅広い知識が問われるため、苦手分野を無くして満遍なく学習しておく必要があります。
その反面、二次試験においては、かなり深い知識や応用力を問われる出題となり、特に偏差値の高い難関医学部になればなる程、受験生をふるいにかけるため今まで見たこともない考えさせられる問題が出されることもあります。
センター試験対策と二次試験対策
センター試験の数学対策としては、教科書の内容をしっかりと抑えておけば問題なく合格点を取ることが出来るでしょう。
しかし、医学部受験生が陥る罠として、難易度の高い問題を集中的に練習し過ぎた影響によって、基礎が疎かになってしまい皆が取れる問題を落としてしまうことや、精神的に不安定となってしまいケアレスミスを多発してしまうこともあります。
二次試験対策においては、数Ⅲや数Cで苦労してしまっている方や論証形式の問題で足を引っ張ってしまう方が散見されます。
私立医学部の入試ではほとんど数Ⅲのうち積分が出題される傾向にあり、また、数Cでは行列の問題がよく出題されます。
こうした出題傾向を抑えた上で、確実に得点を重ねるために弱点克服や、頻出問題を素早く解くことができるスピードを身につけておく必要があります。
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