医学部を再受験する
医学部再受験の現状
医師を目指す人のなかには、他学部在籍中の学生や社会人が多いのも医学部入試の特徴の1つと言えます。
30代でも医学部に合格している人は多く、慢性的な人材不足に加え、多様な人材が求められる職業であることから年齢に関係なく目指せるのが魅力です。
ただし、一般入試は現役生や浪人生など、10代後半から20代前半の若い受験生との競争試験となるため、飲み込みが早い人たちとの戦いは高い難易度を伴います。
また、ゼロからの学習が必要な再受験生は、膨大な学習範囲を網羅的に理解していく必要があるため、思うように学力伸びずに挫折してしまう人も多いのが実情です。
したがって、医学部再受験生に必要なのは、合格するまでは諦めずにとことん頑張れる固い決意が何より大切となってきます。
年齢に寛容な医学部を選ぶのが近道!
医学部再受験は、合格に必要な偏差値さえあればどの大学でも合格できるという訳ではありません。
公には発表していませんが、大学によっては年齢に寛容的ではない医学部もあるのが事実です。
したがって、医学部再受験生が短期合格を目指すのであれば、年齢に寛容な大学を選ぶことが重要となってきます。
年齢に寛容か否かの判断は、ネット上でも色々と情報が流れていますが、医学部予備校の講師・スタッフなどに相談することで信頼できる情報を入手できます。
また、医学部によっては、日本医科大学など入試結果で合格者の現浪比率を公表しているので、再受験生は3浪以上の割合を参考にしてみるのも良いでしょう。
最近では現役・1浪生優先の医学部が増えてきていますが、帝京大学や聖マリアンナ医科大学、東海大学、近畿大学などは年齢に寛容なことで依然として有名なため、毎年多くの医学部再受験生が集まる傾向があります。
医学部学士編入試験とどっちが有利?
社会人が医学部へ入学する方法として、一般入試の再受験の他に学士編入が考えられます。
医学部への学士編入は、2年次や3年次からスタートできるため、その分の学費や時間を節約できるので魅力的です。
しかし、一般入試と比較した場合、定員数が非常に少なく、過去の経歴なども選考の対象となってくるため、人によっては再受験のほうが合格し易いケースがあります。
特に経歴やバックグランドでアピールできるようなものが無ければ、医学部再受験の選択肢が無難でしょう。
ただし、両方に言えることは、最難関の医学部へ入学することは人一倍の努力と根気が必要だということです。
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