医学部留年ランキング
全て必修科目だから進級難易度は高い
医学部合格は、医師になるための夢を実現するための第一歩として必ず必要なステップです。
しかし、夢の医師となるためには、医学部に合格すること自体が目標ではなく、大学医学部に進学した後、6年間単位を取り続けて卒業しなければなりません。
大学に入学した途端、勉強の努力を止めてしまい留年・退学してしまう学生も少なくありません。
他の学部と異なり、医学部では特に単位取得に対する厳しさが強く、全ての教科において「必修科目」に設定されていることから一つでも単位を落としてしまうと留年が決定する非常に厳しい世界でもあります。
その学年で行われている授業の全てにおいて認定を得ることが出来なければ進級することが出来ないため、いずれの大学でも医学部では5%から10%前後の留年率を記録しています。
1年留年は大きなリスク!
医学部に進学するにあたって、大学ごとの留年率を知っておくことは非常に重要であり、留年率ランキングといった指標も、志望校選びではポイントとなってきます。
私立大学医学部の年間学費は500万円を超えることが一般的であり、留年によって1年間を棒に振ってしまうことは家計に対して非常に大きなダメージを与えることに繋がってしまいます。
学費面以外にも、進級することが出来ずに卒業が危ぶまれてしまえば医師になる夢を実現することができなくなってしまいます。
志望校選びでは、偏差値・出題傾向・進路情報に加えて、留年率ランキングも考慮しておきましょう。
固い決意で医学部受験を!
ただでさえ狭い門である医学部の入試を突破してきた高い学力を持った学生でさえも、毎年一定数が留年してしまうほど授業の厳しさは他の学部を圧倒します。
大学生活をエンジョイしたい方や、合格してしまえば後は遊び放題であるといった認識を持っている方は、考え方を改めた上で医学部受験と真剣に向き合っていきましょう。
真面目に授業や予習・復習を行っている学生でも留年してしまう事実があることを忘れずに、医師となるための固い決意を持って受験に取り組んで行くことをオススメします。
主要私立大学医学部の留年者数(2013年)
大学名 | 留年者数 |
---|---|
関西医科大学 | 18名 |
東京慈恵会医科大学 | 21名 |
日本医科大学 | 24名 |
順天堂大学 | 28名 |
北里大学 | 34名 |
埼玉医科大学 | 36名 |
大阪医科大学 | 39名 |
東京医科大学 | 46名 |
東邦大学 | 46名 |
帝京大学 | 76名 |
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