医学部とは
医師国家試験
日本において医師となり医療を施術出来るのは「医師法」によって規定されており、医師国家試験を突破して免許を保有している人のみが医療行為を行うことができます。
医師国家試験は誰でも受験出来る訳ではなく、規定によって受験資格が設けられており、「学校教育法に基づく大学において、医学の正規の課程(医学部医学科・6年制)を修めて卒業した者」とされております。
このため、医師国家試験を受験するためには、大学医学部を卒業しておく必要があります。
医師国家試験の合格率はほとんどの大学医学部で90%前後を記録しており、医師となるための実質的な試験は、大学受験において医学部に合格出来るかどうかにかかっているとされています。
高い偏差値
医学部は、一部の国公立大学・私立大学に設置されている学部の一つであり、他の学部に比べて定員数も絞られていることから毎年激しい受験競争が繰り広げられています。
医学部を卒業すれば、医師として安定した収入と高い社会的地位を得ることが出来るため、最難関学部として偏差値65以上が必要とされています。
他の学部が偏差値50台の大学においても、医学部のみは偏差値65〜70を求められることも一般的であり、大学名というよりも「医学部」という特殊な試験として認識していきましょう。
出題される問題は応用力・実践力を問う問題が多い上に、受験生の学力レベルも非常に高い争いとなるため、基礎問題を落とさない集中力と難関問題を解答できる知識が求められる入試となります。
国公立と私立の医学部事情
国公立大学・私立大学ともに各地の大学が医学部を設置していますが、特に国公立大学はいずれも偏差値70を超える高い学力を求めることが通常です。
国公立大学なら、私立大学に比べて格段に学費が安く抑えられるため、一般家庭の生徒も目指すことができることが高い人気の理由となっています。
私立大学の場合、平均的な6年間の納入学費は3,200万円とされており、毎年500万円以上も学費を納めなければならないため一般家庭の生徒ではなかなか難しいとされています。
ただし、国公立大学に比べて受験科目数が少ないうえに、併願受験も可能なため、医学部合格のチャンスが高まります。
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