短期・単発がおすすめな人
看護師として働きたいけど、正社員や常勤が難しい人は、短期・単発での求人があります。これは、週数回しか勤務がなかったり、3ヶ月~6ヶ月間の短期間のお仕事になります。
特徴的なのは、単発の仕事は1日単位の業務となるので、日給や時給は比較的に常勤の人よりも高めになっています。
しかしあくまで単発なので、扶養範囲内でしっかり働きたいと言う方は、複数掛け持ちして働いている方が多いようです。
空いた時間を有効に使いたい人、他の職場や職種を経験したいので休みの日を利用して働きたい人など、時間に制約のある方におすすめのワークスタイルとなっています。
2,3箇所の掛け持ちが無難
単発・短期の仕事である程度稼ごうと思うと、やはり複数の掛け持ちが必要となってきます。
そこで問題なのは、何個掛け持ちするのが適切なのかという点です。
転職サイトなどでは、多くの看護師さんが単発・短期の求人を希望していることを踏まえ、一人何箇所までと制限を設けていることもあるようです。
その場合は複数の転職サイトに登録しておいて、希望の数を確保するようにしましょう。
ただし、掛け持ち数はせいぜい2、3箇所と言われています。 それは単発だからといって簡単な業務ばかりではないということです。
患者さんやスタッフの名前や規則を覚えたり、介護施設では入所者によって看護や補助の程度や方法が異なってきます。よって仕事内容を覚えたり、学んだりするだけでも大変です。
精神的にも肉体的にも負担がかからない程度が良ければ、2、3箇所の掛け持ちが無難かと思われます。
単発・短期の主な仕事内容
一般病院などの単発・短期の求人は、常勤ナースの休職期間中による欠員補充などがあります。
また、巡回検診・健診業務は健康診断時期の勤務となるので、勤務期間は単発から一定期間までと様々な求人形態があります。
最近では、高齢化社会に伴い介護施設や老人ホームなどの施設での求人も多く見受けられます。
老人ホームでは、夜勤があることも考えられるので事前に確認しておく必要があります。
いっぽう、デイサービスなどは月に4~5回と比較的時間にゆとりのある案件が多いようです。
その他にも訪問入浴サービスでは、週1日から始められる求人もあります。
単発などは、曜日指定を行い継続的に働くことも可能なので、個々の生活スタイルに合った働き方ができます。