面接時の身だしなみは?
看護師という職業柄、清潔感のある身だしなみが重要視されてきます。
スッピンまたは、髪を整えていない格好は避けてください。いくら優秀な経歴を持っていても、第一印象が悪くなってしまえば不採用になる可能性もあります。
メイクは、厚化粧ではなくナチュラルメイクを意識し、マニキュアなども落としておきましょう。
髪も長い場合はひとつに束ねて、派手なカラーリングではなく自然な色にしましょう。
また、パート勤務の場合でも、私服は避けてスーツなどのフォーマルな格好で面接を受けてください。
面接は、一発勝負です。身だしなみで不採用になるのはとてももったいないので、面接に見合った容姿・身だしなみを心がけましょう。
頻繁に質問される内容は?
転職する際に、看護師の採用面接でよく聞かれる質問をまとめてみました。
- 転職しようと思った理由(退職理由)
- 当医療機関を志望した理由
- 当医療機関で何をやりたいかor学びたいか
- 看護師になった理由
- 長所・短所
- 趣味・特技
- 看護師として働いて学んだ事
- 看護師として大切なものは何か
- どんな看護師を目指したいか
- スタッフ同士で問題が発生した場合、どう対処するか
以上のように、面接定番の質問から自身の看護観に関する内容が多く聞かれているようです。看護師として経験してきた過去・現在・未来と、一度振り返って考えてみることをおすすめします。また、最後に「何か質問ありますか」と聞かれたら何か答えるようにして、自分は興味があることをアピールしましょう。
不採用になりやすい看護師は?
看護師の転職は、一般職・事務職に比べるとまだまだ売り手市場ですが、やはり不採用になる場合もあります。
したがって、不採用になりやすい傾向をまとめてみました。
まずは転職回数が多い人。
これは、どの職種でも言えることですが、採用側としては長く働いてくれる人を望みます。
しかし、経歴を見て転職回数が多いと、今回もまたすぐ辞めてしまうのではないかという印象を持たれてしまうからです。
次に、小さなお子さんがいる人。
託児所完備の医療施設もたくさんありますが、病院側は夜勤や残業をこなしてくれる使い勝手の良い看護師さんを好みます。したがって、夜勤や残業なしを希望するママさん看護師は、敬遠されがちです。
その他、実務経験が少ない人も、即戦力を求めている医療施設の場合は、経験豊富な看護師さんに有利となってしまいます。
採用側のニーズに合わない場合は不採用となりますが、上記に該当する人でも条件の緩い求人はたくさんあります。 あきらめることなく、まずはキャリアコンサルタントに相談してみることをおすすめします。