デイサービス系

高齢化社会の今、介護施設やデイサービス施設からの看護師求人も多くなってきています。

デイサービスとは、自宅在住の高齢者が施設で入浴、食事、レクリエーション、またはリハビリなどの提供を受けるサービスです。

看護師の業務としては健康管理をメインとして、利用者が通院している主治医の指示に基づく管理や処置を行っていくこととなります。

また看護業務以外にも、入浴介助や食事介助などの介護業務も行います。

通常、デイサービスの施設では医師が常駐しておらず、看護師も1人など少人数体制となるため、医療や健康に関する判断や責任などが大きく伴ってきます。

デイサービスで看護師として働くメリットは日勤のみで基本残業がない点です。

勤務時間は決まっていて、基本的には午前８時から午後１７時までとなっています。デイサービスは自宅から通われるサービスなので、夕方までには利用者の方は帰宅されます。よって、残業や夜勤等も通常ありません。

よって、育児をしながら働くことも可能ですし、夜勤が出来ない方も安心して働けます。

また医療行為も少なく重篤な患者もいないので、ブランクのある看護師の方でも現場復帰しやすい職場だと言われています。

さらにデイサービスでは色々な行事があったり、お年寄りの方の話し相手など利用者やスタッフのみんなと喜びを感じれる機会が多いことが魅力的です。

デイサービスで働くデメリットとしては、医療行為が少ない分、看護師としてのスキルや知識は病院勤務に比べて積めないことです。

また施設にもよりますが、夜勤や残業がない分、給与も一般病棟で働いている看護師さんより安くなってしまいます。

さらに、デイサービスは利用者の方とのコミュニケーションが大切になってくるので、人と接するのが苦手な方にはデメリットとなることも考えられます。

あとデイサービスでは利用者数が多いため、１日のスケジュールが非常にタイトに設定されている場合が多く、健康チェックや介護などテキパキと効率よく業務をこなしていく必要があります。