プロバイダとは?回線業者との違いや仕組み・契約の流れを徹底解説!

プロバイダや回線業者について詳しく解説

いまやインターネットは生活に欠かせない存在になりましたが、その仕組みについてはよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、意外と簡単なインターネットの仕組みと自分に合うプロバイダの選び方をご紹介。

ですがプロバイダを説明する前に、まずはセットで必ず登場する「回線」について分かりやすくご説明していきます。

回線業者とは

自宅でインターネットを使うための準備として必要なのが「回線」と「プロバイダ」の契約です。どちらか片方のみではインターネットを利用することはできません。

そもそもインターネットとは、世界中にあるサーバーがつながってできた大きな情報網のことです。そして回線はインターネットに接続するための道になります。

回線とインターネット、サーバーを理解するには、サーバーを映画、インターネットを映画館、回線を道路に例えると分かりやすいでしょう。

世界中の映画(サーバー)がまとめられた映画館(インターネット)につながる道路(回線)という感じです。映画館までの道がつながっていなければたどり着くことはできませんよね。

回線は、自宅のパソコンやスマートフォンからインターネットまでを結んでくれる重要な役目を持っています。

しかし回線は最初から自宅までつながっているわけではなく、はじめに開通工事を行う必要があります。

この工事を行うのが「回線業者」です。

例えば、光回線の場合、自宅前の電柱から外壁をつたって部屋の中へ回線を引き込み、ONU(光回線終端装置)へ接続してルーターと接続するといった具合です。

集合住宅の場合はすでに回線の引き込みがされていることも多く、共用スペースから室内までの引き込みのみで完了するケースも珍しくありません。

主な回線業者

代表的な回線業者として挙げられるのは以下の3つです。

回線業者 サービス名
NTT東日本/西日本 フレッツ光
KDDI auひかり
電力会社 コミュファ光(中部)・eo光(関西)・ピカラ(四国)など

回線業者に支払う料金は、初回の開通工事費用と毎月の回線使用料、接続機器のレンタル料などです。

工事費用は2年間(24回)や3年間(36回)での分割払いとなっていることも多く、途中で解約すると違約金が追加で発生する可能性があるので注意。

また中には工事費用が実質無料となるものもありますが、こちらは月々の支払い額と同額の割引を行って相殺し、結果として0円になっているという仕組みです。

完全無料というわけではありませんので、途中で解約した場合は残高を支払う必要が生じます。

回線業者への工事費の支払いがいつまでかかるのか、あらかじめ計算して把握しておきましょう。

プロバイダとは

回線の仕組みが分かったところで本題のプロバイダについてご説明いたします。

プロバイダはインターネットへ接続するためのIDとパスワードをユーザーに発行してくれるサービスで、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)とも呼ばれます。

先ほどの映画館の例でいうと、プロバイダはチケット売り場のようなイメージです。

映画館にたどり着きさえすれば誰でも映画を観られるわけではなく、チケット売り場でお金を払って入場チケットを購入しなくてはいけません。そして、入場チケットを持った人だけが中に入って映画を観ることができる仕組みですよね。

インターネットも同じで、プロバイダからIDとパスワードを発行してもらった人だけがインターネットに接続できます。

回線業者には「回線を使用すること」に対する料金、プロバイダには「インターネットへ接続すること」に対する料金を支払うというわけです。

更にプロバイダは単にインターネットへ接続できるようにするだけでなく、メールアドレスの提供やセキュリティソフトの提供などもサービスの一環として行っています。

このオプションサービスの内容によって契約するプロバイダを検討しても良いでしょう。

また携帯やスマートフォンはプロバイダと契約している感覚がないという方も多いかもしれませんが、こちらも毎月の料金にしっかり含まれています。

主なプロバイダ

プロバイダは回線業者と比べて圧倒的に数が多く、日本国内に数百社以上存在しています。

中でもシェア率の高い主なプロバイダは以下の通りです。

  • OCN
  • Yahoo! BB
  • So-net
  • BIGLOBE
  • plala
  • @nifty
  • ASAHIネット
  • DTI

NTTコミュニケーションズが運営するOCNが最もシェア率が高くなっています。

ちなみに、回線業者によってどのプロバイダが対応しているのかは異なりますが、対応プロバイダの中であれば契約先を自由に選択することができます。

プロバイダに支払う料金は月額利用料で、プロバイダにより金額の差はあるものの相場としては1,000円前後です。

高い方が良いというわけではありませんが、あまり安いプロバイダと契約すると回線の混雑などで速度が著しく低下する場合もあるので慎重に検討しましょう。

また最近では回線業者がプロバイダを兼ねていることも多く、その場合はプロバイダが決まっているため別で選択して契約をするということはありません。

こちらについては次の項目で詳しくご紹介いたします。

回線契約とプロバイダ契約

続いて、実際に回線とプロバイダを契約するまでの流れをご紹介いたします。

現在のインターネットサービスは大きく「固定回線」と「モバイル回線」の2種類となります。

それぞれの契約の流れを見ていきましょう。

家庭用固定回線

固定回線は、インターネット回線が有線で自宅まで引き込まれているものです。

持ち家の場合でも集合住宅の場合でも利用するためには開通工事が必要となります。

固定回線のメリットは通信速度の速さと安定性、そしてどれだけ使っても制限がかからないという点。

デメリットは工事が必要で開通までに1ヵ月程度かかることとモバイル回線と比べて料金が高いことです。

動画サービスを頻繫に利用したりオンラインゲームをしたりするなど大きなデータを使う場合は固定回線がおすすめです。

2人以上の家族で利用する場合も固定回線が良いでしょう。

では実際に光回線の契約をする際の流れをご紹介していきます。

1.自分の住んでいるエリアが光回線に対応しているかどうかを確認

光回線の対応エリアは各WEBサイトから住所検索をして調べることができます。

例えばフレッツ光の場合、NTT東日本 またはNTT西日本 から確認が可能です。

2.プロバイダを選択

プロバイダによって料金やオプションサービス、通信速度が異なります。

どの要素が自分にとって重要であるかを踏まえて検討すると良いでしょう。

また最近は回線とプロバイダをセットにして提供していることも多く、その場合はプロバイダがあらかじめ決まっているため選ぶ必要はありません。

こういったサービスを「光コラボレーション」と呼び、回線業者またはプロバイダへ回線使用料と月額利用料を支払うことになります。

光コラボレーションには以下のようなものがあります。

  • NURO光
  • ソフトバンク光
  • OCN光
  • ぷらら光

例えば「NURO光」はSo-netのサービスなのでプロバイダはSo-netのみとなります。

では「NURO光」がSo-net独自の光回線によるサービスなのかというとそうではなく、実際にはフレッツ光の光回線を利用しています。

一見すると「回線はフレッツ光・プロバイダはSo-net」という契約と同じように感じますが、光コラボレーションを利用すると契約も支払いも1か所で済むため手続きが簡単です。

プロバイダ独自のサービスや価格で提供されるためよりお得に利用できる場合も。

ちなみに、コミュファ光(中部)・eo光(関西)・ピカラ(四国)などの電力会社も回線業者とプロバイダを兼ねており、こちらはフレッツ光ではない独自の光回線を持つことから「一体型サービス」と呼びます。

3.オプションサービスを選択

回線業者とプロバイダが決まったら、インターネット以外に申し込みたい追加サービスを選択します。

テレビや電話、セキュリティなど各社によってサービスが異なるので確認してみましょう。

4.ホームページから申し込む

各社のWEBサイトから申し込みを行います。

本人確認のできる書類の提示を求められる場合もあるので、運転免許証や健康保険証などを近くに用意しておくと良いでしょう。

5.開通工事

申し込みが完了するとオペレーターから電話がかかってくるので、そこで工事の日程を相談します。

当日は立ち合いが必要ですので、工事の内容にもよりますが1時間から2時間程度見ておくと安心です。

6.インターネット接続設定

工事が完了したら、あとはパソコンに必要な設定を行って完了です。

設定の手順が書かれた資料やCDを渡されますのでそれに従って進めていきましょう。

持ち運び用モバイル回線

モバイル回線は、インターネットの電波をルーターで受信してWi-Fiを飛ばす仕組みのことです。

光回線は自宅まで有線でつながり、モバイル回線は無線でつながるという違いがあります。

モバイル回線のメリットはバッテリー内蔵で持ち運びができ、開通工事も不要であるという点。

デメリットは固定回線と比べて接続が不安定になりやすく、使い過ぎると速度制限がかかることです。

自宅ではあまりインターネットを利用しないという場合や外でもインターネットを利用したいという場合はモバイル回線がおすすめです。

一人暮らしの方もこちらで十分でしょう。

モバイル回線は、工事が無いという点をのぞけば固定回線の契約とほとんど同じ流れになります。

エリアを確認してからプロバイダとプランを決め、各社のWEBサイトより申し込みを行います。

こちらも本人確認のできる書類の提示を求められる場合があるので、運転免許証や健康保険証などを近くに用意しておきましょう。

ルーターが届いたら利用設定を行って完了です。

モバイル回線も固定回線のようにいくつか回線の種類がありますが、こちらは「WiMAX」一択で良いでしょう。

プランや料金を比較しても現在は一人勝ちの状態ですし、どのサイトを見ても勧めています。

プロバイダの選び方

固定回線とモバイル回線のどちらにするかが決まっても、数あるプロバイダからどこを選べば良いのかは結構迷うポイントですよね。

速度や料金など様々な観点からおすすめプロバイダをご紹介いたしますのでご参考になれば幸いです。

固定回線のおすすめプロバイダ

速度重視なら「NURO光」(プロバイダ:So-net)

通信速度が下り最大2Gbpsとダントツで、これは最大手であるフレッツ光の2倍にあたります。

そのうえ月額基本料金が4,743円と安く、工事費用も実質無料。(戸建ても集合住宅も同額)

オプションサービスとしては「ひかりTV for NURO」と「NURO光でんわ」があります。

So-netが提供しているということもあり、プレイステーションと引き換え可能なポイントがもらえるなど特典も充実。

デメリットとしては提供エリアが関東・東海・関西の一部に限られていることですが、今後ますます拡大していくことでしょう。

Softbankユーザーもこちらがおすすめです。

初期費用を抑えるなら「BIGLOBE光」(プロバイダ:BIGLOBE)

通信速度はフレッツ光と同じく最大1Gbps。

IPv6(IPoE方式)接続を利用しているため地域や時間帯による混雑の影響が少なく、いつでも快適なインターネット利用が可能です。

月額基本料金は戸建てが4,980円、集合住宅は3,980円となっています。

工事費用は実質無料で更にキャッシュバックもあるなど初期費用が安く抑えられるのもメリットです。

オプションサービスは「BIGLOBE光テレビ」「BIGLOBE光電話」があります。

auユーザーは更にお得な割引もありおすすめです。

充実したサービスを望むなら「@nifty光」(プロバイダ:@nifty)

通信速度はこちらもフレッツ光と同じく最大1Gbps。月額基本料金は戸建てが4,500円、集合住宅は3,400円となっており他社と比較しても安いです。

工事費用がかかるものの30,000円のキャッシュバックがあるなど最終的にはお得になります。

オプションサービスは「@nifty光テレビ」「@nifty光電話」「常時安全セキュリティ24」「@niftyまかせて365」「@nifty優待サービス」など充実。

こちらもauユーザーであれば更にお得な割引があります。

モバイル回線のおすすめプロバイダ

GMOとくとくBB

通信速度は下り最大440Mbps。月額基本料は3,609円、端末代金や送料もかかりません。

また、最大で38,000円のキャッシュバックがあり他社と比べても圧倒的です。

即日発送されますし、20日以内であればキャンセルも可能となっています。

モバイル回線のプロバイダは、現状GMOとくとくBBが1番特典も充実しているのでおすすめです。

ただし、キャッシュバックには手続きが必要となり、このお知らせが含まれたメールを見逃すと1円も手元に入りませんので注意が必要です。

プロバイダまとめ

複雑で難しいイメージのある回線とプロバイダも、それぞれの役割が分かれば意外と簡単であることが分かります。

それでもいざ選ぶとなると迷ってしまうものですが、スマートフォンのキャリアや生活エリアなどからある程度候補となるプロバイダは絞られるでしょう。

自分の生活スタイルやインターネットの利用状況を見つめ直し、なるべくお得に快適な利用ができる方法を見つけてくださいね。

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