大手通信会社の通信速度
スマートフォンは、Webブラウズを始め、動画サイトやSNSなど、コンピュータ並の多機能性を有しています。
さまざまな用途で利用されるため、従来の携帯電話よりも通信速度が求められており、これまでの3G回線よりも高速通信が可能な4GLTE回線の普及が進んでいます。
ネットワークインフラとして4GLTEが利用出来る地域が増えており、新しい機種では、このネットワークを使うことができるスマートフォンが次々と発売されています。
docomo・SoftBank・auの大手通信会社3社が提供している4GLTEサービスの通信速度は、75Mbpsという速さで、個人宅向けにサービスを提供している光インターネット回線に匹敵するスピードを誇っています。
エリアや混み具合によってもスピードは変わってきますが、スマートフォンで利用するコンテンツからすれば、十分過ぎる速さを提供しています。
高速通信4GLTEを利用した場合
格安simカードを提供している事業者も、こうした高速通信4GLTEを提供している所も多く存在します。
主に大手通信会社と異なるのは、利用制限が発生するデータ量の違いであり、通常の利用に関しては4GLTEのスピードで問題なく使うことができます。
大手通信会社が、ユーザに利用制限をかける場合は、短時間に大量のデータをやり取りした場合や1ヶ月の利用データ量が一定量を超えた場合に該当しますが、格安simカードは、大手通信会社よりも制限の要件が厳しい場合がほとんどですので、注意が必要となります。
通信データ量が多い方は、大手通信会社の方が安定して利用することが可能となりますが、データ量が少ない方にとって、格安simカードは料金面で非常にお得と言えるでしょう。
従来の3G回線を利用した場合
格安simカードの恩恵を最も受けることができのが、インターネット通信をあまり利用しない方になります。
マルチメディアの利用ではなく、ニュースといった文字ベースによる必要最低限の情報を入手することが中心の方にとって、高速通信の必要性はあまりなく、従来の3G回線でも十分という場合が多いです。
大手通信会社と契約する場合、4GLTE対応のスマートフォンは、無条件に4GLTE専用の料金プランに加入しなければなりませんが、格安simカードなら、従来の3G回線のみの契約で月額利用料金を抑えることが可能です。
また、従来の3G回線であっても、14.4Mbpsというスピードを提供している事業者が多く存在するため、ご自身の用途に合わせて最適なスピードを提供するプランの選択をオススメします。
