人気No.1格安SIM・格安スマホ「楽天モバイル」とは
楽天モバイルとは、楽天が運営する格安SIM。楽天モバイルでは、現在プランによってドコモ回線とau回線(2018円10月より開始)から回線を選択することができます。
2014年10月にサービスを開始し、年々契約者数を伸ばし続けている楽天モバイルは、現在格安スマホ(格安SIM)の契約者数トップ。
ちなみ2位は格安SIMの老舗の「IIJmio」、3位はWiMAX2+の事業者としても有名な「UQ mobile」と続きました。
(MM総研国内MVNO市場規模調査より ※2018年9月時点)
また、ご存知の方も多いかと思いますが、楽天モバイルは2019年10月にも独自回線のMVOサービスを開始することが発表されています。
通常、格安SIMでは回線を保有する通常大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)のいずれかから、回線の一部をレンタルして、通信サービスを提供しています。
格安SIMが格安の料金でプランを提供できているのは、通信設備の建設やメンテナンスにかかるコストを抑えることができるため。
しかし、楽天モバイルは膨大なコストをかけて独自の通信設備を建設中です。そのため、今後の料金プランや回線の速度にどのような変化があるのか、注目が集まっています。
ここでは楽天モバイルを格安SIMとしてご紹介していきますが、近い将来的に楽天モバイルは格安SIMではなくなるということだけ頭に置いていただければと思います。
では、楽天モバイルの概要がわかっらところで、メリット・デメリットについて見ていきましょう。
楽天モバイルのメリット
楽天ポイントが+2倍になる、溜まったポイントは使える
楽天ユーザーの方々にとって、楽天モバイルを利用することは大きなメリット。
というのも、楽天モバイルを利用していると、楽天で買い物をした際のポイント付与が+2倍になるからです。
ただの2倍ではなく、プラス2倍です。楽天では、100円につき1ポイントが付与されますが、楽天モバイルに加入している場合、100円につき3ポイント付与されます。
また、貯まったポイントは、楽天モバイルの支払い時にも使うことが可能。 ポイントが+2倍になるという特典は、楽天ユーザーにとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
10分通話かけ放題!無制限の1Mbps通信!「スーパーホーダイ」
楽天モバイルには、10分以内の国内無料通話が何度でも無料になる「スーパーホーダイ」というプランがあります。
このスーパーホーダイは、高速データ通信の容量を超過しても、それ以降も最大1Mbpsの速度で無制限に通信ができるプランに、上記の10分以内の国内通話かけ放題が付いたお得なプラン。
データ容量は、2GB・6GB・14GB・24GBの4種類あり、2GBのプランSだと月額1,480円〜契約可能です。
他社の場合、通信制限時の速度は、最大でも200kpbsしか出ないので、楽天モバイル他社と比較して5倍も速度が速いということ。
回線が混み合う昼12時〜13時、夕方18時〜19時以外の時間帯は、通信速度が300kbpsまで低下しますが、それ以外の時間帯は、最大1Mbpsで使い続けることができます。
データ容量を使い切った後の速度制限が緩いのは、ユーザーにとって大きなメリットです。
楽天モバイルは口座振替に対応!
格安SIMは、クレジットカード支払いが契約条件になっていることがほとんどですが、楽天モバイルは、口座振替に対応している数少ない格安SIM事業者の一つ。
事務手数料と月額料金は口座振替で支払いが可能です。
ただし、格安スマホの端末代やその他の費用は口座振替ができません。加えて、口座振替では毎月100円の手数料がかかるのでその点はご留意ください。
クレジットカードをお持ちでない方や、クレジットカードで支払いたくない人は楽天モバイルも候補に入れるとよいでしょう。
ちなみに楽天モバイル以外の口座振替が可能な格安SIMサービスは以下です。
- UQ mobile
- Y!mobile
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイルONE
店舗で契約できる
楽天モバイルには、数は多くないものの実店舗があります。楽天モバイルの自社調査によると、アンケートの回答者の86%が店頭での申し込みを希望したそうで、楽天モバイルでは店頭でのコミュニケーションの強化にも力を入れています。
「格安SIMのことがよくわからない」、「設定が自分ではできない」、「実際の商品を手に取って選びたい」、「即日受け取りたい」という方は、実店舗がある楽天モバイルはおすすめです。
以上、楽天モバイルのメリットをご紹介しました。次では、デメリットや注意点についても確認していきましょう。
楽天モバイルのデメリット
通信速度がそれほど速くない
楽天モバイルの速度は、他社の格安SIMと比較して平均的な速さです。
格安SIMの通信速度については、サブキャリアとも言われる2社、Y!mobileとUQモバイルがその他のキャリアに圧倒的な差をつけて速いと言われています。
そんな中、MVNOとしての楽天モバイルの速度はまだまだ遅いとう状況。今後自社回線に移行された後の速度に期待したいものです。
問い合わせ電話・チャットサポートが繋がりにくい
楽天モバイルについて調べていると、問い合わせの電話窓口やチャットサポートが繋がりにくいという口コミが多くありました。
もしかすると、急激に利用者数が増加した分、サポートの体制の整備が追いついていないのかもしれません。
今後上記の問題は改善される可能性は十分にありますが、何かあった時にすぐに連絡がつかないというのは、楽天モバイルのデメリットと言えるでしょう。
自社回線(MNO)に移行してからの速度や状況が読めない
前述したように、楽天モバイルでは2019年10月から自社回線の移行を開始すると発表しています。
10月以降も契約中のプラン・回線そのままで利用することも可能ですが、楽天モバイルとしては自社回線への移行を推奨しています。
楽天モバイルは今回キャリアに新規参入ということで、サービスの質やスペックは未知です。
以上、デメリットをご紹介しました。ここまでご覧いただくとお分かりのように、楽天モバイルは、楽天ユーザーの方にお得度の高い格安SIMサービス。
また、楽天モバイルの人気プラン「スーパーホーダイ」は、「10分以内の国内通話かけ放題」と「1Mbpsの通信速度無制限」が付いていて料金が安い、というユーザーにとってメリットの多いプラン。初めて格安SIMを検討中の方にもおすすめです。
一方、速度重視の人にとっては、高速データ通信時の速度が物足りなく感じることがありそうです。
続いて楽天モバイルの料金プランを見ていきましょう。
格安SIMの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは、大きく分けて2種類。
- スーパーホーダイ(ドコモ回線):データ超過後の速度1Mbps+10分以内の国内通話かけ放題
- 組み合わせプラン(ドコモ/au回線):高速データ通信容量と通話オプションを自由に組み合わせるプラン
目玉プラン!スーパーホーダイの基本料金
- プランS(2GB):2,980円
- プランM(6GB):3,980円
- プランL(14GB):5,980円
- プランLL(24GB):6,980円
スーパーホーダイの割引(楽天会員割・長期割)
- 楽天会員割:2年間500円割引
- ダイヤモンド会員:1年目の対象月のみ+500円割引
- 長期割(最低利用3年):2年間1,000円割引
- 長期割(最低利用2年):2年間500円割引
シンプル!組み合わせプランの基本料金
プラン名 | 通話SIM(ドコモ/au回線) | 050データSIM(ドコモ/au回線) | データSIM(ドコモ回線のみ) |
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
以上、料金プランの詳細です。どちらの料金プランにするか迷っている方は、お得度の高い「スーパーホーダイ」がおすすめ。
公式サイトではチャットで質問ができるサポートもあるので、「どのプラン(容量)がいいのかわからない」、「どの割引が適用になるのかわからない」という方は一度問い合わせてみるといいでしょう。
口コミと評判は?
こちらでは、ユーザーのリアルな声を知るため、SNS上での楽天モバイルに関しての口コミ・評判を調査しました。
あかん、楽天モバイルのスタンダードコース?マジで遅い。MVNO過信してた、遅い😰
— tkn (@tkn3355) 2019年6月6日
今月の楽天モバイル。
— hastamanana (@hastamanana9) 2019年6月11日
今月もポイント払いでタダ!
ありがたーいヽ(´▽`)/#楽天経済圏 pic.twitter.com/T1ycdl2VY1
格安SIMに変えようかなとか思ったけど、楽天モバイル10月から自社回線なのか
— けぷらちゃん@メイプルM (@kepurachan) 2019年6月14日
どうなんだろう…
今はdocomoとauの回線使ってるらしいけど、自社回線ってそんなエリア網羅できるのかな?
割り当て分しか使えないから低速なのはわかるんだけど、今からの参入で今のクオリティを維持できるのか
SNS上の口コミを見ていると、「速度が遅い」という口コミもちらほらありました。どの格安SIMにも共通して言えることですが、料金が安い分、ある程度速度面は妥協しなければなりません。
また、速度の速さと安定性はエリアによっても異なるので、口コミは参考程度に見ることがおすすめです。
まとめ
ここまで楽天モバイルの概要、メリット、デメリット、料金プラン、口コミについて見てきました。
最後に、楽天モバイルの格安SIMはどのような人におすすめかまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 通信速度の速さよりも料金の安さ重視の人
- 楽天ユーザーの人(楽天内でよくショッピングをする人)
- 通話し放題、通信し放題(1Mbps)を格安で利用したい人
- ユーザー数が多く人気の格安SIMを選びたい人(格安SIMのシェア率No.1)
楽天モバイルの詳細をご覧になりたい方は、下記公式サイトもぜひチェックしてみてください。