炭酸水は美容や健康に効果があると言われており、女性を中心に近年注目を集めています。
とは言え、金銭的な負担や手間がかかるため続ける自信がない人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、自宅で気軽に炭酸水が作れるウォーターサーバーについてご紹介。
炭酸水が持つ効果と合わせてウォーターサーバーの魅力に迫っていきましょう。
炭酸水が作れるウォーターサーバーの種類
ショッピングモールなどに行くとウォーターサーバーの展示や販売を行っているのをよく見かけますよね。
ウォーターサーバー自体は非常に取り扱いが多く、フレシャスやクリティアといった人気宅配水サービスを含め、現在はなんと50種類近くも流通しているそうです。
温度変更が可能なもの、安全装置付きのもの、コンパクトサイズのものなど実に幅広い展開を見せているウォーターサーバー。
多くのお水が軟水となっているので赤ちゃんのミルクにも最適だと、お子育て世帯にも人気があります。
そんな多様なウォーターサーバーの中で、炭酸水を作ることができる種類は以下の2つです。
- キララ(kirala)
- 日光の雫
炭酸水を作ることができるウォーターサーバーはまだまだ数が少ないようですね。
上記の「キララ(kirala)」「日光の雫」について、詳しいスペックなどを見ていきましょう。
キララ(kirala)の特徴
キララ(kirala)は株式会社MTGが提供しているウォーターサーバーで、デザイン性に優れていて人気があります。
スケート選手の浅田真央さんがCMに出演しているので、キララというウォーターサーバーを聞いたことがあるかもしれません。
採水地はウォーターサーバーでも人気の高いバナジウムなど豊富なミネラルを含有する富士山の天然水なので、健康や美容に最適です。
キララのサーバーが提供する「Kirala Smart Server」は、奥行きが約18cmと非常にスリムな設計になっており、部屋の中でスペースをとらず一人暮らしの家でも圧迫感がありません。
また、サーバー内のタンクや配管に熱水を循環させて殺菌する「オートクリーンシステム」を採用しており、毎日決められた時間に自動でメンテナンスをしてくれます。
面倒な作業をすることなく常にキレイな水を飲めるのがキララ(kirala)のおすすめポイントです。
キララ(kirala)の料金
1番気になる料金ですが、キララ(kirala)のウォーターサーバーにかかる費用は主に以下の通りです。
初期費用 | 3,000円(契約事務手数料) |
---|---|
サーバーレンタル料/月 | 1,200円 |
水料金/本 | 1,150円~(1本7.2L) |
電気代/月 | 1,000円程度 |
炭酸ガスカートリッジ/箱 | 通常3,900円/定期3,600円(1箱6本) |
炭酸シェイカー | 2,500円 |
解約金 | 5,000円~18,000円 |
毎月のコストとしては、サーバーレンタル料+水料金×本数+電気代となり、月に4本購入する場合でおよそ7,000円程度。
炭酸ガスカートリッジ1本で約40杯分の炭酸水を作ることができるため、毎日1杯飲むとしても1度の購入で半年程度は利用できるでしょう。
キララ(kirala)での炭酸水の作り方
キララ(kirala)で炭酸水を作る場合は以下の手順になります。
- シェイカーにサーバーの冷水を入れる
- 炭酸コネクターにセットし、炭酸ガスを注入
- 10回程度振って炭酸ガスを混ぜる
シェイカーに炭酸ガスを入れて自分で振ることで炭酸水に変化させるため、振る回数によって微炭酸から強炭酸まで自由に調整することもできます。
天然水を使って好みの炭酸水が作れるというのは、市販品にはない魅力と言えるでしょう。
日光の雫の特徴
日光の雫はヘルシーウォーター株式会社が提供しているウォーターサーバーです。
栃木県にある古都足利が水源となっており、ミネラルが豊富に含まれた品質の高い水を楽しむことができます。
日光の雫はウォーターサーバーのタンクが二重構造になっており、ホコリや菌が入らない衛生的な設計がされています。
またタンクを上に積み重ねられるような形をしているため、スペースをとられることなく保管できるのも特徴です。
日光の雫の料金
日光の雫のウォーターサーバーにかかる費用は主に以下の通りです。
初期費用 | 無料 |
---|---|
サーバーレンタル料/月 | 600円 |
利用料金/本 | 1,200円~(1本12L) |
電気代/月 | 1,000円程度 |
炭酸カートリッジ/個 | 1,080円 |
解約金 | 無料 |
毎月のコストとしては、サーバーレンタル料+水料金×本数+電気代となり、月に4本購入する場合でおよそ6,500円程度。
日光の雫は1本が12Lと容量たっぷりなので、月に4本も必要ないという場合は更にコストを下げられます。
ランニングコストがなるべく安いウォーターサーバーを利用したいという方は日光の雫がおすすめです。
日光の雫での炭酸水の作り方
日光の雫で炭酸水を作る場合は以下の手順になります。
- コップをセットする
- 炭酸のボタンを押す
日光の雫は余計な手間をかけずボタン1つで炭酸水が作れるというのがポイント。
炭酸ガス濃度を表すメーターを調整して炭酸の強さをお好みで変更することもできるようになっています。
キララ(kirala)と日光の雫のスペック比較
キララ(kirala)と日光の雫の料金面と炭酸水の作り方を見てきました。
料金の安さや作り方の手間を比較すると、キララ(kirala)よりも日光の雫の方が良いのかな?と感じますが、その他の機能面はどうでしょうか。
続いて、それぞれのウォーターサーバーの水の特徴や実装されている機能などをまとめて比較してみましょう。
キララ(kirala) | 日光の雫 | |
---|---|---|
水の特徴 | 富士山の天然水 | 古都足利の天然水 |
水の成分 | バナジウム/シリカ/炭酸水素イオンなど | 遊離炭酸 |
オートクリーン | 冷・温 | 温 |
チャイルドロック | 冷・温 | 温 |
バリエーション | 白・ピンク・ブラック | 1種のみ |
対応エリア | 全国 | 東京・埼玉・栃木・群馬 |
オートクリーンやチャイルドロックの機能については、日光の雫が温水のみであるのに対しキララ(kirala)は温水と冷水の両方に実装されています。
カラーバリエーションも豊富ですので、ウォーターサーバーにもデザインを求める方や機能重視の方であればキララ(kirala)、値段や手間を重視する方は日光の雫がおすすめ。
ただし、日光の雫は配送の対応エリアが限られているという注意点があります。
東京・埼玉・栃木・群馬以外の地域にお住まいの方で炭酸水のウォーターサーバーを利用したい場合、現在対象となる商品はキララ(kirala)のみとなります。
ウォーターサーバーよりお手軽な「炭酸水メーカー」の特徴
ウォーターサーバーを置く場所がない、決められた場所以外でも手軽に炭酸水を作りたい、という方におすすめなのが「炭酸水メーカー」。
炭酸水メーカーはコンパクトで持ち運び可能なため、キャンプやBBQといったイベントでも活躍が期待できそうですよね。
機種によっては天然水以外のソフトドリンクなどにも直接炭酸を注入することができ、様々な飲み物を炭酸入りに変化させられるのも魅力です。
炭酸水メーカーの価格相場は6,000円程度から数万円のものまで幅広く、必要な機能に合わせて購入を検討してみましょう。
炭酸水の消費が少なめの方であればウォーターサーバーではなく炭酸水メーカーで済ませても良いかもしれません。
炭酸水で期待できる健康面での効果とは
炭酸水のウォーターサーバーや小型のメーカーを設置したいと考え始めた理由として、炭酸水が美容や健康に効果的ということを耳にしたのがきっかけという方も多いのではないでしょうか。
ここからは、炭酸水が持つ働きや期待される効果・作用などを解説いたします。
炭酸水を摂取することで得られる効果として、次のようなものが期待されています。
- ダイエット効果
- 整腸作用
- 疲労回復
- 血行促進
それぞれ、炭酸水がどのように効果をもたらすのかを詳しく見ていきましょう。
ダイエット効果
炭酸水を飲むと二酸化炭素が膨張して胃が膨らむことによって満腹感が高まり、食欲を抑えることができます。
食前やお風呂上りなどに飲むことで食べ過ぎや深夜の間食を防ぎ、食事量のコントロールができるでしょう。
ちなみに、炭酸水は糖類が入っていない状態のものが適しています。
また少量の炭酸水ではかえって胃が刺激され食欲が増してしまう可能性があるため、最低でも300ml以上は飲むようにしましょう。
最近話題となっている酵素ドリンクと割って飲むと更に効率良くダイエットできるかもしれません。
ダイエットで食事制限を選択する方も多いですが、水分が不足すると体に良くありません。
炭酸水であればしっかりと水分補給をしながらダイエットができるため一石二鳥と言えるでしょう。
整腸作用
炭酸水を飲むと大腸の動きが活発になり、ぜん動運動(臓器の収縮によって体内の物を移動させる動き)が促進されることで便秘解消が期待できます。
生活習慣が乱れることで起きやすい便秘は現代人にとって大きな悩みの種となっていますが、炭酸水を飲むだけで和らぐのであれば嬉しいですよね。
炭酸水は即効性があるため、下剤を飲むよりも負担が小さく体に良いとされています。
ただし一気に飲んでしまうと尿としてすぐに排出されてしまうため、少しずつ飲むのがおすすめです。
疲労回復
運動した後に「乳酸が溜まる」と表現することがよくありますが、この乳酸と呼ばれる物質は活動したときに燃焼した酸素や脂肪の燃えカスのことを指します。
つまり乳酸が溜まっている状態というのは、体が休息をとるべきだと警告しているようなイメージです。
整腸作用の部分でもお伝えしましたが、炭酸水を飲むことで体内の動きが活発になるため、乳酸も排出されやすくなるのです。
疲労物質である乳酸が排出されることにより、体の疲れを解消してスッキリした感覚を得られるでしょう。
血行促進
炭酸水には二酸化炭素が含まれており、体内に取り込むことで二酸化炭素濃度が上がって体が勝手に酸欠状態だと勘違いを起こします。
そこで酸欠状態から回復しようとして大量の酸素が送りだされるため、血管が拡張して血液の流れが改善されるという仕組みです。
ただし炭酸水を飲むことで血液が拡張するのは一時的なものであり、効果が持続するわけではありません。
継続的に血管の拡張を促すには、こまめに炭酸水を飲むことがポイントになります。
また寝起きの胃が空っぽのときに炭酸水を飲むと、刺激が大きくなりこれらの効果がより大きく感じられると言われています。
飲むだけじゃない!炭酸水が持つ魅力
炭酸水と言えばやはり飲料水としての役割を思い浮かべますが、実は飲むこと以外にも炭酸水が効果を発揮するシーンがあるのです。
続いては飲む以外の炭酸水の活用方法をご紹介いたします。
毛穴のケアができる
炭酸水を飲むことで血行促進や疲労回復が期待できることをご説明しました。
ちなみに、血流が良くなると新陳代謝も活発になるため、肌のターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクルのこと)を活性化することにもつながります。
また炭酸水は肌に浸透しやすい成分でできており、洗顔の際に水の代わりとして利用するのもおすすめ。
炭酸の泡が毛穴に入り込むことでメイク汚れや角質などを落とし、毛穴の詰まりや余計な油分を改善する効果があると言われています。
吹き出物などの肌トラブルを抱えている方は、一度炭酸洗顔を試してみてはいかがでしょうか。
シミや油汚れを落としてくれる
せっかくウォーターサーバーで炭酸水を作っても、途中で飲み切れなくなって捨ててしまうことになってはもったいないですよね。
そこで、余った炭酸水の活用方法としておすすめなのがお掃除。
炭酸水に含まれている二酸化炭素には油汚れを浮かせたり雑菌の繁殖を防いだりする効果が期待できます。
ニオイ予防にもなりますので、鏡やお風呂などを洗い流す際に炭酸水を使ってみると良いかもしれません。
利用目的に合わせた商品の選び方
最後に、ウォーターサーバーと炭酸水メーカー、そして市販されているペットボトルの炭酸水のメリットとデメリットをまとめて確認しましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ウォーターサーバー | ・天然水で炭酸水が作れる ・自分で炭酸の強さを設定できる ・好きなときに好きな量が飲める・ゴミが減る |
・設置スペースが必要 ・毎月のコストがかかる |
炭酸水メーカー | ・様々な飲料を炭酸水にできる ・持ち運び可能 ・ゴミが出ない |
・自分で水を用意しなければならない ・ストックが必要 |
ペットボトル飲料 | ・気軽にいろいろな種類が試せる ・持ち運び可能 ・箱買いすると割安になる |
・時間経過で炭酸が抜ける ・量が決まっている |
ペットボトルが最も手軽でコストがかからないと感じる方もいるでしょうが、ペットボトル飲料の場合は飲み切れずに炭酸が抜けてしまうと美味しくないですよね。
時間が経ったものは衛生的にもあまり良いとは言えませんし、小さいサイズのものだと割高になってしまいます。
また炭酸水メーカーは自分で水を用意しておく必要があります。
面倒だからと水道水などを使うと、前述した炭酸水の効果がしっかりと発揮されない可能性があります。
ウォーターサーバーであれば天然水で炭酸水を作ることができますし、飲みたい時に飲みたい量だけを出せるので無駄が生まれません。
また、自宅まで重たいお水を配達してくれるので手軽に利用できるという口コミをたくさん目にすることができます。
水は体に取り込むものですから、価格面だけでなく安全性や機能性なども重視して選びたいですよね。
総合的に比較してみると、最もおすすめの選択肢はウォーターサーバーであると言えるのではないのでしょうか。
炭酸水が作れるウォーターサーバーのまとめ
炭酸水が作れるウォーターサーバー
- 炭酸水が作れるウォーターサーバーはキララ(kirala)と日光の雫の2種類
- 炭酸水には様々な効果が期待でき、美容意識の高い女性におすすめ
- 安全性など総合的に比較すると炭酸水メーカーやペットボトル飲料よりもメリットが多い
炭酸水を摂取することで血行促進や整腸作用など嬉しい効果がいくつも期待できます。
キララ(kirala)であれば全国的に対応していますので、自宅で気軽に炭酸水を作りたいという方はこの機会にウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。