各ポケットwifiの違い
ポケットwifiは大手通信キャリアを含め様々な会社からサービスが提供されていますが、大きく分けて2種類の通信方式に分けられます。
1つは、ドコモ・ソフトバンク・auといった大手通信キャリアが採用するスマホでもお馴染みのLTEという形式です。
もう1つは、KDDIグループのUQ WiMAXが提供するWiMAXと呼ばれる形式です。
どちらも3.9Gの通信サービスで同じですが、両者にはポケットwifiを利用するうえでのサービス形態に違いがあります。
LTEは、屋内を含めて高速インターネットを広範囲で利用できるものの、月額7GBのデータ容量の制限を設けているため、ヘビーユーザー向けてはありません。
いっぽう、WiMAXは月額データ使用量が無制限で利用でいるので、Pocket wifiを利用する機会が多い人に最適です。
ただし、WiMAXは以前は無条件でデータ使用量が無制限に利用できましたが、現在はギガ放題プラに加入しないと月額データ使用量が無制限にならないため注意が必要です。
様々な会社から販売されるWiMAX
WiMAXのポケットwifiは、UQ WiMAXの他にもビッグローブやGMOなど様々な企業から提供されています。
これは、格安simカードを販売する企業がドコモなどの通信回線を借りてサービスを提供しているように、UQ WiMAXの回線を使ってサービスを提供しています。
対応窓口が異なるだけで、インターネットを利用する上での回線の速さや対応可能エリアなど品質には差がないということになります。
したがって、キャッシュバックや特典など各種キャンペーンでWiMAXの申込先を選択することをおすすめします。
WiMAXと他のポケットwifiとの違い
上記でも述べた通りWiMAXはポケットwifiの1種であり、自社の回線に通信制限を
設けていないため、データ使用量制限なして利用することが可能です。
ただし、WiMAX2プラスからより高速なインターネット環境が利用できるようになった代わりに、通常プランだと1カ月のデータ使用量に制限が設けられています。
したがって、従来のように1カ月のデータ使用量を気にせず利用したい人は、700円追加で支払って「ギガ放題」プランに加入する必要があります。
また、ギガ放題のプランに加入しても3日で3GB使用すると通信速度が制限される処置は回避できないため、短期間で大量のデータ使用する際は注意しましょう。
それでもLTEに比べて速度制限は緩和されているので、最低限のインターネット環境は確保されているのが魅力です。
WiMAXがオススメな人 | LTEのポケットwifiがおすすめな人 |
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・動画視聴など利用頻度が高い ・大容量のファイルをダウンロードする |
・できるだけ月額料金を抑えたい ・1カ月のデータ使用量が7GB未満 |