ルビーの認印

ルビーの認印

認印に用いられるルビーとは?

ルビーの認印は、開運効果を期待して購入する人が多いようです。

また、7月の誕生石でもあるので、7月生まれの方がお守り代わりとして持つ人もいるようです。

ルビーの古代歴史は青銅器時代に遡りますが、ルビーという名前が使用されだしたのは中世からで、語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」に由来しています。

アラビアやインドなどではルビーに病気を治す力があると信じられていました。

1902年にはフランスのオーギュスト・ヴェルヌイユにより、ベルヌーイ法(火炎溶融法)が開発され、商業用の宝石としては初めて人工合成法が発表されました。

それまでは全宝石中で最も貴重とされ、ダイヤモンドの研磨法が発見されてからも、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われていた歴史があります

このように、宝石としてとても価値の高いルビーを認印に使用するのはとても贅沢ですね。

ルビーの認印のメリット・デメリット

ルビーの印鑑のメリットは、やはりその見た目の美しさです。

天然石の中でも随一のその美しい赤色は、見る人を魅了する力があります。

石言葉の一つである「情熱」にふさわしい色味で、見ていると元気をもらえます。

また、デメリットは線引きが曖昧でルビーとピンクサファイアが混同されて販売されている場合があり、素人目には判断が付きづらいことが挙げられます。

一般的にルビーと呼ばれるものは主要な色が赤色の物を指し、ピンクサファイヤはピンク色の物を指しますが、ルビーとピンクサファイアの境界線上にある色も少なくありません。

そのため、限りなくピンクに近い色の物でもルビーとして販売されている場合があるのです。

また、ルビーの最高級品であるミャンマー産のピジョンブラッドは、日本の場合はミャンマー産の一定の色のものしか認められませんが、海外では産地不問とされるので選ぶときには注意が必要です。

ルビーの認印の相場は?選び方は?

ルビーの認印は、天然石の印鑑を扱っているお店であれば取扱いがある場合があるようです。

最近ではネットショップでもちらほら見かけるようになってきました。

しかし、前述したようにピンクサファイアをルビーとして販売している場合もあるので、注意が必要です。

天然石の印鑑はやはり一つ一つ色味や透明度が異なりますので、好みのものを見つけるのも楽しみの一つですね。

ルビーの認印は、15万円からとかなり高額で、品質によってもかなりふり幅があります。

ご自分の好みの色味のものと予算を考慮して選ぶのが良いでしょう。

人工のルビーであれば天然のルビーよりもずっと安価で手に入りますが、やはり質は天然のルビーには劣るため、どうせ高いお金を出して買うのであれば、本物を選ぶというのも選択肢の一つとして検討してみるのはいかがでしょうか。

最新情報をチェックしよう!