おすすめ印鑑素材-TOP 5-【金属素材編】

圧倒的な耐久性と優れた捺印性が魅力の金属素材の特徴とおすすめ

印鑑の素材と言えば象牙・水牛・柘などが定番でしたが、最近では技術の進化により加工が難しいとされていた金属の印鑑が多く流通するようになりました。

金属が持つ洗練された輝きと圧倒的な耐久性はビジネスシーンでの利用が多い方におすすめです。

ここでは金属を使った印鑑の中でも耐久性や値段などの面からおすすめの素材を5つご紹介いたします。

金属を使った印鑑の特徴

金属は木材などと比べて圧倒的に耐久性が高く、近年注目を集めている素材です。

摩耗に強く、落下の衝撃で欠けたり割れたりすることも無いため一生ものの印鑑として使い続けることが可能です。

もともと印鑑の王様と言えば「象牙」でしたが、輸入制限などにより生産量が激減していることから最近は金属がその代わりとして台頭してきています。

金属はその硬さから手彫りをすることができず、レーザーやサンドブラストといった方法で機械彫りをしています。

と言っても印面は熟練された職人が1からデザインを考えているため、機械彫りながらまるで手彫りをしたかのような温かみのある印鑑ができます。

また金属の印鑑は見た目がスタイリッシュで洗練されているのでクールな印象を持たせたいビジネスマンやビジネスウーマンにおすすめです。

更にワンポイントでパワーストーンや誕生石をあしらうことで自分らしさのあるオシャレな印鑑にもなり、こちらは特に女性からの人気が高いです。

印面には手作りの風合いを残しながらも最新の技術で美しく輝く金属印鑑
これからますます人気になること間違いなしですので、新しく印鑑を作る予定のある方はぜひ候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

おすすめ金属素材5選

今回は最新の流行となっている「チタン」や軽量で持ち歩きに便利な「アルミ」など、特徴や作り方の異なる5つの金属素材をご紹介いたします。

各素材の最後には今回ご紹介する5つの素材を比べたときの耐久性や価格相場も記載していますのでご参考いただければ幸いです。

チタン

チタンは強度・耐摩耗性・耐熱性・耐食性とどこをとっても優秀で、現在は象牙に代わる印鑑の代表として利用率が急上昇している金属です。

以前はその硬さから加工が難しいとされてきましたが、技術の進歩によって現在は実用化が進んでいます。

チタンは空気中の酸素によって表面に酸化被膜を作ります。

この酸化被膜がバリアとなり、汗やリンパ液によってチタンが溶け出すことを防いでくれるため金属アレルギーの方でも安心して利用できると言われています。

更に酸化被膜のおかげで錆びることがなく、朱肉や汚れを水で洗い流せるという手入れの簡単さも魅力です。

またチタンは熱にも強く、融解温度は約1670度。

万が一の火災などでも燃え尽きてしまったり変形してしまったりという心配がありません。

欠点があるとしたら他の印材と比べてやや重いという点ですが、普段使いでない実印や銀行印であれば多少重たい素材であっても気にならないでしょう。

重みがある分、しっかりと捺印できるので印影がはっきりと鮮明に残ります。

最近は単なるチタンの印鑑ではなく、アタリの部分にパワーストーンを付けたものや色付きのカラーチタンなどが登場しており女性にもおすすめです。

金属のシンプルなデザインでは物足りないという方は、ワンポイントの付いたオシャレなチタン印鑑を使ってみてはいかがでしょうか。

価格相場 耐久性 おすすめ用途
チタン 16,000円前後 (5.0) 実印・銀行印・法人印

チタン印鑑についてもっと詳しく見る

アルミニウム

アルミニウムは1円玉などに使われる身近な金属です。

アルミニウム印鑑は見た目がチタン印鑑とよく似ていますが、チタンよりも軽くできているため頻繫に利用する認印にも選びやすい印材です。

耐久性や捺印性はチタンに引けを取らず、チタンよりも色の種類が豊富で自分好みの印鑑を作ることが可能。

アルミニウムは塑性(そせい)が高く他の素材よりも加工が簡単なためコスト面でも優秀です。

チタンのような金属が良いけれど値段を抑えたい、という方はアルミニウムがおすすめです。

チタン同様水洗いをすることができるので手入れも簡単で長期利用に向いています。

ただし、アルミニウムの場合は錆びが発生する可能性があるため、水洗いをしたあとはきちんと水分をふき取る必要があります。

またアルミニウム印鑑は16.5mmや18.0mmなどの大きいサイズの取り扱いがありません。

アルミニウムで実印を作ろうと考えている方はサイズに注意しましょう。

価格相場 耐久性 おすすめ用途
アルミニウム 13,000円前後 (4.5) 実印・銀行印・法人印

ステンレス

ステンレスは「ステイン」(汚れ)と「レス」(ない)という言葉が組み合わさったもので、錆びに強いとして評価されている素材です。

日常の中ではキッチンのシンクなどに使われていますよね。

ステンレスは歪みやひび割れが無く、錆びに強いため長く使い続けることができます。

また金属素材で作られた印鑑の特徴でもあるキラキラとした輝きがなく、落ち着いた高級感のある風合いが特徴。

金属ならではの強靭なボディとシックなデザインが男性に人気となっています。

ただしステンレスはチタンに比べて種類が少なく、金属アレルギーの反応が出る可能性もあるなど総合的に見るとやや性能は劣ります。

その分チタンよりも安い値段で購入することができるのでコストパフォーマンスは高いです。

ステンレスは珍しい印材のため取り扱っている店舗が少ないというのも欠点。

通販でも扱っているところが少ないものなので、実店舗ではなかなか出会うことができないかもしれません。

価格相場 耐久性 おすすめ用途
アルミニウム 13,000円前後 (4.0) 実印・銀行印・法人印

コバルトクロムモリブデン

コバルトクロムモリブデンとは「コバルト」「クロム」「モリブデン」という3つの金属で作られた合金です。

主に医療用器具の材料に使われるコバルトクロムモリブデンは印鑑としては最新の素材となっており、その性能はチタンをも上回ると言われています。

3つの金属にはそれぞれ以下のような特徴があります。

コバルト(Co)…他の金属と合成することで摩耗や腐食に強くなる特性を持つ金属です。

クロム(Cr)…光沢があり、硬度と耐食性が高いため錆びにくい金属です。

モリブデン(Mo)…非常に硬度が高く、融解温度が約2600度と耐熱性も抜群。

それだけでも優れている金属を3つも掛け合わせているわけですから、丈夫なものができるのも頷けますよね。

コバルトクロムモリブデンはその硬さからドリルすらも通さず、なんとレーザーによって彫られているのです。

一生ものの印鑑としては最高の素材と言えるでしょう。

価格相場 耐久性 おすすめ用途
コバルトクロムモリブデン 20,000円前後 (5.0) 実印・銀行印・認印・法人印

シルバー925

艶やかな輝きとダイナミックな重厚感が圧倒的な存在感を放つシルバー印鑑。

スターリングシルバーと呼ばれる純度の高い銀(銀含有率92.5%)を使用しており、エレガントな光と色が艶やかに美しく輝きます。

印影の文字デザインにもこだわっており、シルバー印鑑の彫刻部分には燻し仕上げ(古美仕上げ)を施すことで印面部分が味わい深く美しい銀色の輝きが際立ちます。

シルバー印鑑のボディは銀無垢の鏡面仕上げで、シルバーの持つ風合いと気品が引き出されたシンプルかつエレガントな逸品です。

印鑑にも圧倒的な存在感が欲しい方には、シルバーの価値と重みが感じられるシルバー印鑑がおすすめです!

価格相場 耐久性 おすすめ用途
シルバー925 60,000円前後~ (5.0) 実印・銀行印・認印

おすすめ通販サイト

ここまで紹介した5つの印材を取り扱っている通販サイトをいくつかご紹介いたします。

実印・銀行印・認印をセットで購入すると割引になることも多いので、ぜひこの機会に印鑑を揃えてみてはいかがでしょうか。

はんこプレミアム

はんこプレミアム

チタン印鑑へのこだわりは彫刻する機械を自社開発するほど。チタン印鑑の種類もバラエティに富んでおり価格もリーズナブルでおすすめです。

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ハンコヤドットコム

ハンコヤドットコム

チタン印鑑専門店「チタン印鑑スクエア」もあるほどチタン印鑑に自信のあるハンコヤドットコムは、コバルトクロムモリブデンやシルバー925も取り扱っており、好きなパワーストーンを付けられてアレンジもできます。

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おすすめの金属印材まとめ

金属素材の印鑑は一生ものとして利用できる耐久性の高さと美しい輝きが特徴です。

全体的に男性からの人気が高いですが、最近はワンポイントでオシャレができる印鑑も出てきており女性にもおすすめできる素材と言えます。

値段は決して安くありませんが、一生使い続けることができる丈夫な素材ですので長い目で見るとコストパフォーマンスが高くおすすめです。

これから印鑑を作ろうとお考えの方は金属素材で作ってみてはいかがでしょうか。

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