医学部受験の必須科目
医学部受験にあたって
実際に、医学部合格を目指すと決めた方には、どの科目が必須であり選択科目をどのように選んでいけばいいのか目標を定めて戦略を立てていかなければなりません。
大学ごとによって必須科目と選択科目は大きく異なっているため、自分が得意とする教科・科目や弱点を克服しなければならない教科・科目を知った上で予備校選びや戦略を立てて行きましょう。
医学部受験のポイントとして、一次試験であるセンター試験の存在と、各大学ごとに出題される二次試験の科目が非常に重要となります。
国公立の医学部は、センター試験5教科7科目の受験が必須とされていますが、私立大学の一次試験では、センター試験ではなく英語・数学・理科の3教科による筆記試験を実施しているところもあるため、学校ごとに情報を集めておく必要があります。
国公立大学の医学部受験
国公立大学は、まず一次試験としてセンター試験を突破しなければなりません。
センター試験は、国語・外国語・数学・理科・社会の5教科で実施されており、それぞれの教科から科目を選択して7科目で総合的に評価されます。
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国語 | 地理・歴史 | 公民 | 外国語 | 数学 | 理科 |
---|---|---|---|---|---|
国語 |
世界史A 世界史B 日本史A 日本史B 地理A 地理B |
現代社会 倫理 政治経済 倫理政治経済 |
英語 ドイツ語 フランス語 中国語 韓国語 |
数学Ⅰ 数学Ⅰ数学A |
物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 |
数学Ⅱ 数学Ⅱ数学B 工業教理基礎 簿記会計 情報関係基礎 |
物理 化学 生物 地学 |
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現代文・古文・漢文で構成 | 1科目選択・2科目選択可 | リスニング有 | 各グループから1科目ずつ選択 | 各グループから1科目ずつ選択 |
センター試験の各科目から、医学部受験のためには国語、社会(地理・歴史・公民から1科目)、外国語、数学2科目、理科2科目の合計7科目の受験が基本となりますが、センター試験の必須科目や採点の配分は学校ごとに異なるため事前に志望校の基準を調べておく必要があります。
センター試験のボーダーラインとしては、85%〜90%を求めているため、高いレベルの基礎学力を身につけておきましょう。
そして、二次試験においては、一般的に数学・英語・理科の各科目から1〜2科目選択して受験する筆記試験と面接試験・小論文試験が求められています。
私立大学の医学部受験
私立大学の受験は、英語・数学・理科の3教科を中心とした筆記の一次試験と、面接・小論文を採用している二次試験によって構成されています。
一次試験の筆記で多くの受験生が振り落とされる内容となっているため、得点が取れるところでいかに点数を重ねて、応用問題や難関問題を解くのか、あえて解かずに飛ばすのかといった判断力を問われる学校が多いです。
私立医学部受験の特徴は、国語や社会といった文系の学科を全く要求しないところも多いため、教科を絞って集中的に学力を伸ばして受験することが可能です。
しかし、条件は他の生徒にとっても同じであるため、国立大学の滑り止めとして私立大学を考えていたものの、私立で不合格となってしまうことも、医学部受験ではよくあることと言えます。
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