【医学部受験の面接対策】押さえておきたい学習ポイントを徹底解説!!

面接対策にみる医学科受験

green 医学部受験の面接対策

応答形式と集団討論形式の2種類

医学部受験の面接対策

国公立大学・私立大学を問わず、医学部入試では多くの大学で面接試験が実施されます。

面接試験の形式は、受験生と面接官と対面して質問に答える応答形式のものと、複数人の受験生が与えられたテーマに基づいて討議するグループ面接・集団討論形式があります。

一般的な面接試験の形式としては、面接官の質問に答えていく応答形式ですが、面接官の性格・スタイルによって聞かれる内容が異なるため、完璧な対策を行うことは不可能です。

医師になりたい理由を明確にした上で、学校の先生や受験予備校の講師と対話を重ねることが重要な面接対策となるでしょう。

グループ面接や集団討論形式の場合、初めて受験する方は経験したことがなく戸惑うこともあると思います。

集団討論で重要なポイントは、自分の主張のみならず相手の話をしっかり聞いた上で発言し、議論を前に展開していることが出来るかが判断されます。

主張ばかりしてしまい、そのグループ全体で低い評価を与えられないように気をつけなければなりません。

基本的な質問が重要

面接で行われる質問は、面接官や学校の特徴・校風・アドミッションポリシーによっても異なってきますが、以下の内容についてはどの学校でも必ず問われる質問となります。

  • 当大学を志望した理由は?
  • なぜ医師を目指したのでしょうか?
  • 入学後に学びたいことはありますか?
  • あなたの理想とする医師を教えてください。

こうした定番の質問に答えるためには、あらかじめ答えを準備しておかないと他の受験生が完璧な解答を行う中で、言葉に詰まってしまうことやちぐはぐな解答になってしまうなど荒さが目立ってしまいます。

しかし、丸暗記して解答しても、本当の自分の思いや熱意が面接官の心に伝わらない恐れもあります。

面接官は毎年多数の受験生を相手に面接試験を実施しているプロフェッショナルですので、上っ面だけの解答をする学生には厳しい態度で臨んできます。

印象を少しでも残すためには、自分の中で言葉を整理して、医師に対する思いを伝えることが重要となります。

多浪生や再受験生の面接対策

面接対策の中で、現役生よりも回数を重ねている多浪生や再受験生にとっては、不利に扱う大学も少なからず存在します。

年齢や受験歴を重ねるほど、そこまでして医師になりたい明確な理由や倫理観・社会的責任といった面がより強調されてきます。

医学部受験は、筆記試験対策に多くの時間が割かれることが一般的ですが、多浪生・再受験生は、現役生よりも深く考えて志望動機や将来どういった医師になるのか強くイメージしておく必要があります。

受験予備校の中には、長年の指導実績から大学別に面接対策講座を設けている学校もあるため、気になる方は受講してみるのもオススメとなります。

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