【医学部偏差値一覧】知って得する!!比較・ランキング!!

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非常に高い医学部偏差値

非常に高い医学部偏差値

医学部は、数ある学部の中でも最難関に位置付けられており、ほとんどの大学で偏差値65以上の学力が必要とされています。

それではなぜ、医学部に高いレベルの偏差値を持った受験生が殺到する状況が続き、その結果偏差値が上がってしまっているのでしょうか?

その理由として考えられるのが、医師の年収が高いことが挙げられます。

勤務医は激務と言われていますが、平均年収は1000万円を超えており、社会的信用・地位も高いといえます。

また、開業医であれば、さらに年収額も高く、さらに定年もありません。

医師は、安定した収入と地位を約束されていると言ってもいいかもしれません。

失われた20年と言われる不況の中、これほど安定していながら高い収入を得られる職業は見つかりません。

製造業など、日本の中心的な産業は、不況のなか苦戦しており、学生やその保護者たちも製造業などの産業よりは、医学部に入学し医師を目指すことによって、将来を安定させたいという気持ちが働いていると考えられます。

そのため、優秀な学生が理工学部などではなく医学部に集まりやすく、その結果医学部の競争率が高まる傾向にあるのではないかと推測できます。

国公立の医学部は、東京大学に合格するよりも難関であると言われており、また、私立大学の医学部においても慶應義塾大学をはじめ伝統のある学校で非常に高い偏差値が要求されています。

併願可能な私立大学の平均倍率は28倍を超えており、国公立大学においても8倍を超える高い平均倍率を記録しており、志望校の決定から1次試験・2次試験対策まで徹底的に行っておかなければ合格を勝ち取ることは難しいことでしょう。

現在のご自身の偏差値と、目標にする大学医学部の偏差値を比較した上で、科目ごとに弱点の克服や出題傾向に合った実力の養成が必要不可欠です。

私立は学費が割安なほど偏差値は高め

私立大学医学部の偏差値傾向としては、やはり学費に割安感がある大学ほど難易度は高い傾向があります。

私立のなかで最も高い偏差値が要求される慶應義塾大学は、6年間総額の学費は2176万円と最安水準を誇っています。

また、相次ぐ値下げにより6年間総額2080万円の学費最安値を実現した順天堂大学は、偏差値67.5と今では慶応・慈恵・日医の御三家に匹敵する難易度を誇っており、優秀な学生の獲得に成功しています。

他にも昭和大学や帝京大学のように学費の値下げによって難易度が上昇している私立の医学部は少なく、今後は他行も追随することが予想されます。

いっぽう、順天堂大学の倍以上の学費が必要な川崎医科大学は偏差値57.8と最も難易度が低くなっています。

つまり、予算に余裕がある人は学費の高い医学部を受験することで、合格する可能性を高めることも可能だと言うことです。

偏差値から敵を知る

ここでは、国公立大学と私立大学に分けて、必要とされている偏差値レベルを2大予備校の平均値で算定しています。

これから志望校を選んでいく方、すでに志望校を選んでいる方、ともに目標とする大学医学部の学力レベルを知ることで、具体的にどれぐらい偏差値を上げていかなければならないのか知ることが重要と言えます。

「敵を知り、己を知れば、百選危うからず」ということわざは、中国春秋戦国時代における孫子の兵法として非常に有名ですが、受験勉強においてもこのことを忘れずに厳しい競争を勝ち抜いていきましょう。

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国公立大学医学部の偏差値一覧(2016年)

順位 大学名 平均偏差値
東京大学 75.8
京都大学 74.8
大阪大学 72.8
東京医科歯科大学 70.5
千葉大学 69.5
名古屋大学 96.3
京都府立医科大学 69.0
九州大学 69.2
東北大学 68.3
10 神戸大学 67.8
10 広島大学 67.8
10 大阪市立大学 67.8
13 横浜市立大学 67.3
13 岡山大学 67.3
13 筑波大学 67.3
13 北海道大学 67.3
13 奈良県立医科大学 67.3
18 名古屋市立大学 66.8
18 長崎大学 66.8
20 三重大学 66.3
20 熊本大学 66.3
20 岐阜大学 66.3
20 山口大学 66.3
20 滋賀医科大学 66.3
20 和歌山県立医科大学 66.3
26 金沢大学 65.5
27 弘前大学 65.3
28 新潟大学 65.0
28 札幌医科大学 65.0
30 浜松医科大学 64.5
30 富山大学 64.5
30 信州大学 64.5
30 群馬大学 64.5
34 旭川医科大学 64.3
35 徳島大学 64.0
35 鹿児島大学 64.0
35 香川大学 64.0
35 高知大学 64.0
39 鳥取大学 63.5
39 宮崎大学 63.5
39 愛媛大学 64.7
39 大分大学 63.5
39 福井大学 63.5
44 福島県立医科大学 63.0
44 島根大学 63.0
44 佐賀大学 63.0
44 琉球大学 63.0
48 山県大学 62.3
49 秋田大学 61.8

私立大学医学部の偏差値一覧(2016年)

順位 大学名 平均偏差値
慶応義塾大学 73.3
東京慈恵会医科大学 70.5
順天堂大学 67.5
大阪医科大学 67.5
関西医科大学 66.0
自治医科大学 65.8
日本医科大学 65.8
防衛医科大学 65.8
昭和大学 64.8
産業医科大学 64.8
東京医科大学 64.8
12 東邦大学 63.8
13 近畿大学 63.3
14 日本大学 62.0
14 杏林大学 62.0
14 東京女子医科大学 62.0
17 帝京大学 61.5
17 愛知医科大学 61.5
17 東海大学 61.5
20 久留米大学 61.0
20 兵庫医科大学 61.0
20 藤田保健衛生大学 61.0
20 福岡大学 61.0
24 岩手医科大学 60.5
25 北里大学 60.3
26 金沢医科大学 60.0
27 聖マリアンナ医科大学 58.8
27 埼玉医科大学 58.8
27 獨協医科大学 58.8
30 川崎医科大学 57.8

偏差値の高い国公立、倍率の高い私立

偏差値だけ見ると国公立大学医学部のほうが偏差値の高い大学が多いようです。

私立大学医学部でも6年間の学費総額が2000万円台で済む大学もありますが、やはり6年総額が約330万円の国公立は魅力でありその分優秀な生徒が流れてきます。

ただし、私立大学医学部は国公立よりも競争倍率が非常に高いのが特徴です。

2016年の受験者数を見てみると、藤田保健衛生大学が最も多く、次に日本大学、順天堂大学と続いています。

特に藤田保健衛生大学は年齢に寛容だと言われており再受験生からの人気が高いうえに、2015年度より成績優秀者上位80名の学費を3,140万円と、通常に比べ500万円ほど安く設定したことからさらに人気が高まっています。

他にも、順天堂大学や自治医科大学など学費の負担が少ない私立大学医学部は多くの受験生が集まる傾向にあるのが分かります。

私立の医学部入試は大学ごとに出題傾向が大きく異なっていることで有名です。

偏差値が低いからと油断せず、事前に対策を入念に行っていないと偏差値が足りていても不合格になるので予備校の大学別入試講座などを利用してしっかりと個別に対策を行いましょう。

医学部の受験者数ランキング(2016年)

順位 大学名 医学部受験者数
藤田保健衛生大学 4,219人
日本大学医学部 4,138人
順天堂大学医学部 3,876人
東邦大学医学部 2,857人
自治医科大学 2,614人

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