スマートフォンとタブレットの関係について
スマートフォンの普及後、コンピュータの機能を置き換えるべく、さまざまなメーカーがタブレットを開発してきました。
今ではApple社のiPadをはじめ、数多くのタブレット端末が販売されています。
タブレットの販売形態は、コンピュータよりもスマートフォン・携帯電話の販売と同様、通信会社が通信契約とセットで販売することが多く、本体にsimカードが差し込めるようになっています。
スマートフォンの契約は、通話機能とインターネット機能の両方が組み合わさった料金プランに加入することが基本となりますが、タブレットの場合、インターネット機能のみ使える料金プランで利用することができるため、スマートフォンよりも料金プランは安く済みます。
タブレットの料金プラン
タブレットの料金プランについて、大手通信会社の契約だと、インターネット契約プランでパケット定額制が設定されており、月に利用可能なデータ量として7GBで6,000円前後の料金プランが基本となります。
これに対して、格安simカードの料金プランは、月のデータ量が1GBで約1,000円と、利用量に応じて月額利用料を決めることが可能です。
スマートフォンと異なり、090や080から始める電話番号が付与される訳ではなく、通話機能を持たないため、通話の基本料金が発生することはありません。
通話機能がないからといって全く通話ができない訳ではなく、インターネット通信を利用したIP電話や通話アプリよって、相手との通話でも使えることは可能です。
タブレットをお得に使う方法は?
タブレットを所有する方の多くは、スマートフォンとの2台持ちか、フィーチャーフォンと呼ばれる従来型携帯との2台持ちです。
大手通信会社のほとんどが、スマートフォンやフィーチャーフォンと併せてタブレット契約をすることでセット割引を設定していますが、それでもタブレットのパケット定額制として4,000円前後の利用料金が発生します。
通話機能を持たせたメインの携帯回線は従来の大手通信会社で契約しておき、タブレットの回線のみ格安simカードを契約するという方法を利用することで、通信費の削減と運用の安定性の両方を図ることが可能になります。
最初からすべての回線を格安simに乗り換えることはなかなか決断しにくいと思いますが、サブ回線であるタブレットで様子を見て、問題なければメイン回線も格安simとして運用する方が徐々に増えてきています。