生活保護でも大丈夫？

生活保護って？

生活保護とは、国が定めている生活保護法に基づいて、「文化的で健康的な最低限度の生活を保障」するための制度です。

仕事を失ってしまい働きたくても働く事が出来ない方や、働き口が見つからない方向けに国が生活を保障するための相互扶助制度であり、毎月生活費が支給されます。

生活保護は各自治体に申請して認められた方が支給されますが、言い換えれば生活するための収入が無く普段の生活が困難であることを認められた証拠でもあります。

収入が無いまたは生活するために不十分である方にとって、お金を借りられるキャッシングは非常に魅力的です。

では、生活保護受給者がキャッシングを利用することは可能なのでしょうか。

キャッシングは不可能

先に結論を伝えると、生活保護受給者がキャッシングを利用するための審査に受かる事は不可能です。

金融機関にとって、キャッシングはお金を貸す事よりも「ちゃんと返済することが可能か」で審査を行います。

生活保護受給者は、国からの支給以外に収入が無く、返済能力がないとみなされることから審査には受からないとされています。

また、毎月生活するために最低限度必要なお金を国から支給されているため、キャッシングを利用する理由が見当たりません。

生活保護を隠して審査を受ける？

生活保護受給者である事を申請してキャッシングの審査に受かることはありません。

では、その事実を隠した上で申し込みを行った場合はどうでしょうか。

虚偽の申告について、金融機関は信用情報機関に問い合わせた上で不審な申し込みは破棄することとなっています。

この事実が自治体に通報された場合には、最悪、生活保護が打ち切りになる恐れもあることから、おすすめできません。