彩樺の認印

彩樺の認印

認印に用いられる彩樺とは?

彩樺とは21世紀に開発されたエコ素材の印材です。

主な素材は、北寒冷地で産出されるバーチ材とフェノールレジンです。

この2種を薄く切り、樹脂に漬け込み高圧加熱処理した合成木材なので、通常の木材よりも数倍強く硬度に優れ、伸縮性にも富んでいるのが特長です。

また、独特の木目があるのが美しさの秘密

木目はプレスすることによってキメが細かくなり、非常に艶やかで温かみを感じさせるので女性に人気がある認印です。

間伐材を使用し環境保全に考慮した印材は他にないので、地球に優しいエコ印鑑として、官公庁や環境関連企業団体などの公共機関からも注目されている新素材なのです。

彩樺の認印のメリット・デメリット

彩樺の印鑑は、結合素材を高圧加熱処理によって加工をしているため、天然の木材と比較すると硬度が高いのが特長です。

そのため、ひび割れもしにくいのがメリットと言えるでしょう。

長年使用しても歪みや、サイズの狂いが少ない安定した素材なので重要な認印にも適しています。

また色のバリエーションも豊富なので、お好みで好きなカラーを選べるのも人気の理由です。

しかし彩樺は木材なので、油分の浸透で劣化し、欠けやすくなるのが弱点です。

ですから、彩樺の印鑑を長く使用するためには押印後必ず柔らかい布で朱肉をふき取るようにしましょう。

また、乾燥も避けたほうがいいので、ケースに入れて保管することが大切です。

彩樺の認印の相場は?選び方は?

印材の中には象牙や水牛のような枯渇リスクがあるものもあり、そういった素材は高価になる傾向があります。

しかし彩樺の印鑑は樹脂を使っていることもあり、安定的に供給されていますので、価格も他の認印に比べてリーズナブルなのが特長です。

気になる彩樺の印鑑の相場は、1,980円~17,000円と幅広いのですが、平均すると5,000円前後と言えるでしょう。

彩樺の印鑑は、黒、ブラウン、赤みの強いブラウン、ベージュ、などの色のバリエーションがあり、どの色も艶やかで落ち着きのある木目模様がありますから、高級感を感じることも出来ます。

総合的に見て、予算に制限がある方やコストパフォーマンス重視の方にはお勧めな印鑑です。

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