Wi-Fiとは
Wi-Fiとは、「Wireless Fidelity」の略称でありWi-Fi Allianceという団体によって命名された無線LAN規格の１つです。
無線LANが発売された当初1990年前半は、異なる製品同士では接続が保証されておらず、ユーザーにとってはどれを選んで良いか分からず普及しませんでした。
この問題を解決するために、Wi-Fi Alliance（設立当初はWECA）では無線LANの国際標準規格であるIFEEE 802.11に従って製品の相互接続できるかを認定し、認定された製品にはWi-Fiロゴの使用が認められました。
現在では、無線LAN機器のほとんどはWi-Fi認証を受けており、無線LANという言葉よりWi-Fiのほうが認知度は高くなってきて同じと思っている人が多くいます。
ちなみに無線LANとは、ケーブルなどを使用せずに電波によってLANを構築してPCなどをインターネットに接続させる機器のことです。
WiMaxとは
Wimaxとは、「Worldwide Interoperabillity for Microwave Access」の略称であり、３GやLTEと同じくWiMAXという無線通信方式の規格のひとつです。
KDDIグループのUQコミュニケーションズが、この無線通信技術を使ってUQ WiMAXというサービスを提供していることで有名です。
wifiに比べてWimaxは新しい規格になるため、利用できるエリアが限定的なのがネックとなっています。
しかし、通信速度はwifiに比べて非常に高速であり、動画の視聴や重たいデータのやり取りでもストレスなく利用できるのが魅力となっています。
2016年時点では、下り最大440Mbpsを実現しており、人口カバー率も2012年時点で90％を超えるなど利便性の向上が急速に進んでいます。
Wimaxは通信速度が高速なうえ、データ通信容量の制限なしという料金プランを提供することで多くのユーザー獲得に成功しています。
そのため、自宅に固定回線をひかずにWimaxだけでインターネットを利用している人も少なくありません。
モバイルwifiルーターとは
モバイルWi-Fiルーターとは、モバイルブロードバンドへの接続機能を持った無線LAN機器向けの持ち運び可能なルーターのことを言います。
簡単に言うと、モバイルwifiルーターを介することにより、パソコンやタブレット端末がインターネットに接続できます。
しかも、ルーターとは、データを2つ以上の異なるネットワーク間に中継できる機器のことであるため、モバイルwifiルーターの場合も複数の端末を接続することができます。
モバイルwifiルーターによってインターネットが利用できる通信規格は、WimaxおよびLTEが現在主流となっています。
すなわち、上でも紹介したとおりwimaxはモバイルwifiルーターで利用される通信規格の１つということになります。
したがって、Wimaxのサービスを利用する際は、モバイルwifiルーターを購入またはレンタルして利用します。