最近はATMやインターネットバンキングが主流となり、通帳や印鑑を使う機会が減りました。
中には何年も銀行印を使っておらず、どの印鑑を銀行印として登録してあるのかを忘れてしまったという方もいるのではないでしょうか。
ここでは、メガバンクの1つである三菱UFJ銀行での銀行印の確認方法と必要なものをまとめてご紹介いたします。
銀行印の確認方法と必要なもの<三菱UFJ銀行編>
三菱UFJ銀行では、銀行印の確認は窓口での対応のみとなっています。
電話やインターネット、郵送での手続きは行っていないため、窓口の営業時間内に足を運ぶ必要があります。
窓口の営業時間は平日の9:00~15:00と短いため、事前に行く日を決めておくと良いでしょう。
銀行印の確認に必要なもの
銀行印の確認を行う際に必要なものは以下の3点です。
- 印鑑(銀行印の可能性があるもの全て)
- 三菱UFJ銀行の通帳またはキャッシュカード
- 本人確認ができる書類
三菱UFJ銀行では「ECO通帳」というサービスを展開しています。
これは、通帳を廃止してインターネット上でのみ入出金の明細が確認できる状態にする仕組みで、ペーパーレス化に向けた動きの1つと言えます。
「ECO通帳」を利用している方は紙の通帳を持っていないため、キャッシュカードでも対応が可能となっているのです。
また本人確認ができる書類がないと対応してもらえない場合があります。
本人確認書類は、保険証のように写真が無いものだと手続き完了までに日数がかかる可能性があるので、なるべく運転免許証やパスポートなど写真付きのものを用意することがおすすめです。
銀行印の確認方法
銀行印の確認に必要なものを揃えたら、窓口へ出向いて確認の手続きを進めます。
ただし、通帳が古いタイプの場合は銀行に行かなくても自分で印鑑の確認ができる可能性があります。
通帳を開けばすぐに分かるので、自分の通帳が以下のどちらのタイプなのかをチェックしてみましょう。
- 通帳に副印がある場合(古いタイプの通帳)
- 通帳に副印がない場合(最近の通帳)
通帳に副印がある場合
三菱UFJ銀行では、2016年9月からアプリでの口座開設が可能になるなど印鑑レス化を進めています。
そのため副印の押された通帳を現在も利用しているという方は少ないでしょう。
ですが古い通帳を保管している場合や、途中でインターネットバンキングの利用に切り替えて通帳がそのままになっている場合は通帳に副印が残っているかもしれません。
副印が残っていれば、わざわざ銀行へ出向かなくても、自宅で印鑑を照会するだけなので楽ですよね。
古い通帳を持っている方は、1度通帳を開いて中を確認してみてくださいね。
通帳に副印がない場合
最近の通帳には副印の記載がないため、三菱UFJ銀行の窓口にて確認の手続きが必要となります。
この場合は前述した3つの持ち物を用意して、窓口の営業時間内に足を運ぶようにしましょう。
窓口では「届出印の確認をして欲しい」ということを係りの方に伝えるだけで大丈夫です。
本人確認を行ったあと、どの印鑑が届出印になっているのかを照会してくれます。
三菱UFJ銀行であれば他支店での手続きも可能!
引っ越しなど事情があり、口座を開設した支店とは別の支店で銀行印の確認を行いたいという場合もありますよね。
三菱UFJ銀行の場合は口座開設をした支店以外の支店や本店でも銀行印の確認を行うことが可能。
ただし三菱UFJ銀行以外では確認ができませんので、必ず三菱UFJ銀行の窓口で対応をお願いしましょう。
代理での手続きは基本的にできない
三菱UFJ銀行では、代理人による銀行印の確認は原則不可能となっています。
平日の9:00~15:00しか窓口が営業していないため、土日休みの会社員の方などはなかなか行く時間が取れないのが現状。
それでも現時点ではなんとか時間を見つけて自分で窓口へ出向くしかないようです。
ただし、急ぎで印鑑が必要となり、どうしても窓口へ行くことができない場合などは委任状によって対応してもらえる可能性も。
この場合は委任状の他に、本人と代理人それぞれの身分証明書が必要になります。
代理での手続きは必要な書類や確認事項などが大幅に増えるため余計な手間がかかります。
どうしてもという場合をのぞき、できる限り自分で手続きを行うことがおすすめです。
銀行印を紛失した場合の手続き方法
銀行印の確認を行ったものの、いずれも一致しなかったという場合には「紛失扱い」となり、新しい銀行印を用意しなくてはいけません。
銀行印は引き落としの申し込みを行う際などに必要となる重要な印鑑で、悪意のある第3者に渡っていた場合はトラブルにつながる可能性もあります。
現在持っている印鑑の中から銀行印を登録することもできますが、実印や他の銀行の銀行印と併用になる場合はセキュリティ上おすすめできません。
銀行印を紛失した場合は新しい印鑑を作り直し、できるだけ早急に変更の手続きを行うようにしましょう。
三菱UFJ銀行には24時間365日対応している喪失受付センター(0120-544-565)が設置されているので、先にこちらから印鑑での取引を停止してもらうことが可能です。
また、今の段階で、既に、新しく印鑑を購入しなければならなそうな方は、以下のリンクから銀行印用の印鑑を安く購入する方法をご確認いただくか、ページ下の人気の印鑑通販サイトランキングをご参考の上、銀行印の購入をご検討ください。
銀行印を作るときのポイントやおすすめの通販サイトをまとめた記事もありますので、合わせてご参照ください。
銀行印を失敗せずに作成する方法とおすすめの通販サイト徹底比較ランキング
三菱UFJ銀行での銀行印の確認方法まとめ
三菱UFJ銀行での銀行印の確認方法
- 銀行印の確認には印鑑・通帳(キャッシュカード)・本人確認書類が必要
- 口座開設をした支店でなくても手続きは可能
- 代理人による手続きは原則不可能
銀行印の確認には窓口の営業時間であったり、本人が手続きする必要があったりといくつかの制約があります。
届出印がはっきりしない場合は、余裕を持って確認を行うようにしましょう。
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